ガンビア向け無償資金贈与契約の締結:村落における安全な水へのアクセス改善を通じ、生活環境の改善に貢献

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2020年7月28日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、7月27日、ガンビア共和国政府との間で、「第四次地方飲料水供給計画」を対象として15億9,100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、安全な飲料水源へのアクセス率が低い地方部において、ソーラー式給水施設を整備することで、基礎生活環境の改善を目指すものです。本案件により、ガンビアの水因性疾患リスクが軽減されること等が期待され、SDGsゴール2、3、6に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ガンビア共和国
案件名 第四次地方飲料水供給計画(The Project for Rural Water Supply(PhaseIV))
実施予定期間 43ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 漁業・水資源・国会省水資源局
対象地域・施設 北岸州、西部州、下流州、中流州、上流州の20サイト
具体的事業内容(予定) ① 施設整備/機材調達
ソーラー式管路系 深井戸給水施設を20箇所に新設(水源及び揚水施設、配水池、管路施設、給水施設、付帯施設)
② コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工監理、(ソフトコンポーネントとして)給水施設建設サイトの裨益住民を対象とした運営・維持管理体制の整備に係る支援・衛生啓発等