バングラデシュ向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:日本式の鉄道運行安全マネジメント体制導入により、安全かつ信頼のおける都市鉄道を目指す

【SDGsロゴ】1住み続けられるまちづくりを

2020年8月4日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、2020年8月4日、ダッカにて、バングラデシュ人民共和国政府との間で、技術協力プロジェクト「MRT6号線安全マネジメントシステム構築支援プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

本事業は、円借款事業で整備される都市高速鉄道(MRT)6号線等、都市鉄道の運行・維持管理を担うダッカ都市鉄道会社に対し、日本の鉄道事業者が実施している運行安全マネジメント体制が組織内に構築されることを支援するものです。ダッカ都市鉄道会社の都市鉄道運営能力強化を支援することにより、安全かつ信頼のおける都市鉄道が実現されることを目指します。本事業により、ダッカ首都圏において自家用車などの私的交通から公共交通への転換促進を目指し、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール11に貢献します。

【案件基礎情報】
国名 バングラデシュ人民共和国
案件名 MRT6号線安全マネジメントシステム構築支援プロジェクト
実施予定期間 30か月
実施機関 ダッカ都市鉄道会社
対象地域 ダッカ市及び周辺地域
具体的事業内容(予定) ダッカ都市鉄道会社に対して専門家チーム派遣や研修を行い、安全に関連するマニュアルや規程の作成、安全マネジメント体制の設立・実施を支援する。