マラウイ向け無償資金贈与契約の締結:国道1号線の改修により、マラウイ及び南部アフリカ地域の経済活動の活性化に貢献

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2020年9月10日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、9月9日、リロングウェにて、マラウイ共和国政府との間で、「リロングウェ市幹線道路改修計画」を対象として30億9,900万円 を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、マラウイからモザンビークを結ぶナカラ回廊に位置する国道1号線の改修及び橋梁の架け替えを行うことにより、首都リロングウェ市内の交通混雑の改善を目指すものです。本案件により、マラウイ及び南部アフリカ地域の社会経済活動の活性化が期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール3 、9、11に貢献します。

なお、本案件の詳細設計のため、2019年10月に、8,000万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結済です。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 マラウイ共和国
案件名 リロングウェ市幹線道路改修計画(Project for the Improvement of Main Roads in the City of Lilongwe)
実施予定期間 53ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 運輸・公共事業省
対象地域・施設 リロングウェ市
具体的事業内容(予定) ① 施設、機材等の内容
・橋梁を含む既設道路の4車線化(サンバードリロングウェホテル JCT~リロングウェCCAP JCT区間)
・リロングウェ川橋の架け替え
・道路附帯設備
② コンサルティング・サービス
・詳細設計、入札補助、施工監理