ソロモン向け無償資金贈与契約の締結:主要幹線道路の改良により物流改善、防災及び交通安全に貢献

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2021年1月27日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、1月27日、ソロモン諸島の首都ホニアラ市にて、同国政府との間で、「第二次ククム幹線道路改善計画」を対象として31億5,900万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、首都ホニアラの主要道路であるククム幹線道路において道路の改良を行うことにより、渋滞の緩和と排水能力の強化を図り、物流改善及び防災に寄与するものです。本案件により、国際空港と首都の連結性が強化され、強靭で質の高いインフラ整備に資するだけでなく、歩道整備等により交通安全も促進されることが期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール3、9、11に貢献します。


案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ソロモン諸島
案件名 第二次ククム幹線道路改善計画(The Project for Upgrading of Kukum Highway (Phase 2))
実施予定期間 41ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 インフラ開発省
対象地域・施設 ホニアラ市
具体的事業内容(予定) ① 施設整備/機材調達
漁業海洋資源省からルンガ橋までの道路(4車線、4.3km)及びルンガ橋からホニアラ国際空港までの道路(2車線、2.0km)の改良、ルンガ橋の補修、道路排水側溝(約7.0km)、バス停(19カ所)、道路照明、ラウンドアバウト交差点(2カ所)、横断歩道・交通警戒標識等の整備
② コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工監理

 

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