ウガンダ向け無償資金贈与契約の締結:難民受入地域における道路の改修により、地域の社会的安定及び経済成長に貢献

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2021年2月15日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、2月11日、カンパラにて、ウガンダ共和国政府との間で、「西ナイル地域の難民受入地域における国道改修計画」を対象として38億2,100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、ウガンダ北部の西ナイル地域において、ユンベ県内の国道、周辺の支線道路及び橋梁等を改善することで、難民及び難民を受け入れるホストコミュニティ双方が受益する社会・経済基盤の整備及び物流の円滑化を図るものです。本案件により、北部地域における社会的安定及び経済成長が促進されることが期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール9、16に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ウガンダ共和国
案件名 西ナイル地域の難民受入地域における国道改修計画(The Project for the Improvement of National Road in Refugee-hosting Areas of West Nile Sub-region)
実施予定期間 55ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 ウガンダ道路公社
対象地域・施設 ユンベ県
具体的事業内容(予定) ①施設整備
2車線国道の整備、支線道路の整備、橋梁建設及び付帯施設・設備の整備等
②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工監理