モーリシャス向け円借款貸付契約の調印:財政支援を通じ、新型コロナウイルス感染症対策に貢献

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2021年2月24日

署名式の写真

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国際協力機構(JICA)は、2月24日、ポートルイスと東京にて、モーリシャス共和国政府との間で、「新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援借款」を対象として300億円を限度とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。

本事業は、新型コロナウイルス感染症による社会・経済への影響が拡大するモーリシャスにおいて、同国政府への財政支援を行うことにより、医療体制の強化、社会的弱者の保護および経済活動の維持をはかり、社会・経済の安定と開発努力を促進し、SDGs(持続的可能な開発目標)ゴール1、3、8に貢献するものです。

本事業はアフリカ開発銀行との協調融資として実施するもので、日本政府と同行が推進する「アフリカの民間セクター開発のための共同イニシアティブ」(EPSA)にも寄与します。

事業の詳細は以下の通りです。

1.借款金額及び条件

案件名 借款金額
(百万円)
金利(%/年) 償還期間
(年)
据置期間
(年)
調達条件
本体 コンサルティング・サービス
新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援借款 30,000 0.01 - 15 4 一般アンタイド

2.事業実施機関
財務経済計画開発省(Ministry of Finance, Economic Planning and Development)
住所: Ground Floor, Government Centre, Port Louis, Republic of Mauritius 

3.今後の事業実施スケジュール(予定)
(1)事業の完成予定時期:2021年3月(貸付実行をもって事業完成)
(2)コンサルティング・サービスに係る招請状送付予定時期:
本事業では、コンサルティング・サービスの実施予定はありません。
(3)本体工事に係る国際競争入札による最初の調達パッケージの入札工事:
本事業では、入札を伴う工事予定はありません。