モザンビーク向け無償資金贈与契約の締結:給水施設・設備の整備による安全な水へのアクセス拡大

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2021年3月1日

国際協力機構(JICA)は、2月26日、マプトにて、モザンビーク共和国政府との間で、「ニアッサ州における地方給水施設建設計画」を対象として20億7,600万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、モザンビーク北部ニアッサ州において、給水施設・設備を整備することにより、安全な水へのアクセス改善を図り、ニアッサ州住民の生活環境の向上を目指すものです。本案件により、下痢症等の水因性疾患の軽減、栄養改善、気候変動対策といった成果が期待され、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール3、6、13に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 モザンビーク共和国
案件名 ニアッサ州における地方給水施設建設計画(The Project for the Construction of Rural Water Supply Facility in Niassa Province)
実施予定期間 30ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 公共事業・住宅・水資源省
対象地域・施設 ニアッサ州
具体的事業内容(予定) ①施設整備/機材調達
【施設整備】
管路系給水施設(4基)、ハンドポンプ付深井戸給水施設(約100基)等
【機材調達】
配水管、各戸給水設備等
②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工・調達監理、(ソフトコンポーネントとして)実施機関の職員や裨益住民を対象とした給水施設の運営維持管理能力強化、民間オペレーターの監理・モニタリング能力強化支援等