スーダン向け無償資金贈与契約の締結:廃棄物収集・運搬・最終処分場運営機材等の整備を通じ衛生環境を改善

【SDGsロゴ】1住み続けられるまちづくりを

2021年3月15日

署名式の写真

国際協力機構(JICA)は、3月14日、ハルツームにて、スーダン共和国政府との間で、「きれいな街のための廃棄物管理機材改善計画」を対象として12億4,100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、廃棄物収集・運搬・最終処分場運営機材等の整備を行うことにより、廃棄物管理能力の向上を目指すものです。対象地域の衛生環境の改善が期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール11に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 スーダン共和国
案件名 きれいな街のための廃棄物管理機材改善計画(The Project for the Improvement of Solid Waste Management Equipment for Clean Cities)
実施予定期間 23ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 連邦環境天然資源高等評議会、対象州清掃公社
対象地域・施設 ハルツーム州、紅海州ポートスーダン郡・スアキン郡、北コルドファン州シェイカン郡・ウンルワバ郡
具体的事業内容(予定) ①機材調達
収集・運搬機材、最終処分場運営機材、車両整備機材等
②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、調達監理、(ソフトコンポーネントとして)予防保全技術指導、車両及び重機故障時対応指導等