チュニジア向け無償資金贈与契約の締結:漁業資源管理指導船の整備により違法操業への対応強化に貢献

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2021年4月19日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、4月16日、チュニスにて、チュニジア共和国政府との間で、「漁業資源管理指導船建造計画」を対象として12億900万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、漁業資源管理指導船の整備を行うことにより、当国の漁業におけるモニタリング、規制、監視(Monitoring, Control and Surveillance, MCS)体制強化を通じた違法操業への対応を目指すものです。本案件により、チュニジアの水産資源管理の改善に寄与することが期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール8、14に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 チュニジア共和国
案件名 漁業資源管理指導船建造計画(The Project for the Construction of Fishery Surveillance Vessels)
実施予定期間 22ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 農業・水資源・漁業省漁業養殖総局
対象地域・施設 チュニジア海域
具体的事業内容(予定) ①機材調達
漁業資源管理指導船2隻の建造
②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工監理