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モザンビーク向け無償資金協力贈与契約の締結:ワクチン接種に必要な機材の整備を通じた新型コロナウイルス感染症ワクチンの効果的で安全な接種体制の構築に貢献

【SDGsロゴ】すべての人に健康と福祉を

2021年7月19日

国際協力機構(JICA)は、7月16日、マプトにて、モザンビーク共和国政府との間で、「新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援計画」を対象として4億3,000万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、モザンビークにおいて、ワクチン輸送用保冷機能付き車両等のワクチン接種に必要な機材を速やかに整備することにより、新型コロナウイルス感染症ワクチンの効果的で安全な接種体制の構築を図り、もって同国のワクチン接種率向上及び新型コロナウイルス感染症の早期収束に寄与するもので、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール3に貢献します。

また、本案件は日本政府が掲げる各国国内でのワクチン接種体制を構築する「ラスト・ワン・マイル支援」に資する事業です。JICAは、実施中または実施予定の技術協力による人材育成とも連携しつつ、日本ならではの協力を展開していきます。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 モザンビーク共和国
案件名 新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援計画(The Programme for COVID-19 Crisis Response Emergency Support)
実施予定期間 18ヵ月
実施機関 保健省、国立保健研究所、各州中核病院
対象地域・施設 全国
具体的事業内容(予定) ①機材整備
ワクチン輸送用保冷機能付き車両、ワクチン運搬用ポータブル冷凍冷蔵庫などコールドチェーン関連機材、シークエンサーなど疫学調査用機器等

②コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネント
コールドチェーン機材・検査機器の保守管理に関する技術指導、調達監理