マラウイ向け無償資金贈与契約の締結:変電所改修・増強により首都リロングウェ市の電力供給安定化に貢献

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2021年10月19日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、10月18日、リロングウェにて、マラウイ共和国政府との間で、「リロングウェ市における変電所改修計画」を対象として28億9,100万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、首都リロングウェ市のカネンゴ変電所とオールドタウン変電所の変電設備を改修するものです。本案件により、産業集積地域及び市内中心部への電力供給力の向上を図り、各種産業の活性化や外国企業誘致の促進並びに市民生活の改善に寄与することが期待されます。SDGs(持続可能な開発目標)ゴール7に貢献します。

なお、本案件の詳細設計のため、2021年2月に、1,800万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結済です。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 マラウイ共和国
案件名 リロングウェ市における変電所改修計画(The Project for the Improvement of Substations in Lilongwe City)
実施予定期間 49ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 マラウイ電力公社
対象地域・施設 リロングウェ市
具体的事業内容(予定) 1.施設整備/機材調達
カネンゴ変電所の拡張/改修に係る変電設備
オールドタウン変電所の建替え/改修に係る変電設備

2.コンサルティング・サービス
入札補助、調達監理

 

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