群馬県と包括連携協定を締結-多文化共生などの分野で連携-

2021年12月20日

北岡理事長(左)と山本知事

国際協力機構(JICA)は、12月17日、群馬県と包括連携協定を締結しました。署名は、群馬県庁にて、北岡伸一JICA理事長と山本一太群馬県知事との間で行われました。

今回の包括連携協定は、JICAと群馬県が従来の連携に加えて多文化共生・共創など新たな分野での連携を発展させることにより、連携関係を一層強化するものです。

JICAはこれまで、専門家の派遣を含む国際協力事業や広報などで群馬県と連携してきました。外国人の集住地域を持ち、多文化共生・共創社会の実現、自分の頭で未来を考え、動き出し、生き抜く力を持つ「始動人」の育成、SDGsの推進等に取り組む群馬県との連携を深め、地域の社会課題の解決に向け協力していきます。

(1)多文化共生・共創の推進(適正な外国人材受入の推進、外国人の生活支援・活躍推進など)
(2)双方の職員による政策交流会の発展継続、県の教育イノベーションプロジェクトによる連携
(3)人材育成支援(国際理解教育の更なる推進など)
(4)技術協力の促進(JICAの技術協力プロジェクトと県の技術研究との連携など)
(5)県内企業の海外展開の促進(JICAの民間連携事業と県の企業支援施策との連携など)
が今回の協定の柱であり、今後更なる連携が期待されます。