キルギス向け無償資金贈与契約の締結：道路の地吹雪対策を通じて輸送能力と安全性の向上を図る

国際協力機構（JICA）は、12月24日、ビシュケクにて、キルギス共和国との間で、「ビシュケク-オシュ道路地吹雪対策計画」を対象として10億3,300万円を限度とする無償資金協力の贈与契約（Grant Agreement: G/A）を締結しました。

キルギスの首都ビシュケクと第二の都市オシュを結ぶ国際幹線道路であるビシュケク-オシュ道路では、一部区間で、冬季に地吹雪によって通行困難な状況が頻発し、国内物資輸送や周辺国との交易に影響を与えています。本案件は、ビシュケク-オシュ道路の地吹雪対策のための施設を整備することにより、道路の輸送能力の強化及び安全性の向上を図るものです。本案件により、キルギスの輸送インフラの維持管理と経済の活性化が期待され、SDGs（持続可能な開発目標）ゴール9に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。