カンボジア向け円借款貸付契約の調印:財政支援を通じ、新型コロナウイルス感染症危機対応に貢献

【SDGsロゴ】貧困をなくそう

【SDGsロゴ】すべての人に健康と福祉を

【SDGsロゴ】働きがいも経済成長も

2022年1月12日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、1月12日、プノンペンにて、カンボジア王国政府との間で、「新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援借款(フェーズ2)」を対象として200億円を限度とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。

本事業は、世界銀行との協調融資による財政支援を通じて、カンボジア政府の新型コロナウイルス感染症への対応に協力します。感染拡大防止、被影響世帯・企業の救済策、経済復興策、将来の経済危機に備えた強靭性強化の対応策の実施を目的とし、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール1(貧困をなくそう)、3(すべてのひとに健康と福祉を)、8(働きがいも経済成長も)に貢献します。

事業の詳細は以下の通りです。

1.借款金額及び条件

案件名 借款金額
(百万円)
金利(%/年) 償還期間
(年)
据置期間
(年)
調達条件
本体 コンサルティング・サービス
新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援借款(フェーズ2) 20,000 0.01 15 4 一般アンタイド

2.事業実施機関
経済財政省(Ministry of Economy and Finance)
住所:Street 92, Sangkat Wat Phnom, Khan Daun Penh, Phnom Penh, Cambodia

3. 今後の事業実施スケジュール(予定)
(1) 事業の完成予定時期: 2022年4月予定(貸付実行をもって事業完成)
(2) コンサルティング・サービスに係る招請状送付予定時期:本事業において、コンサルティング・サービスの実施は予定されておりません。
(3) 本体工事に係る国際競争入札による最初の調達パッケージの入札公示:本事業において、入札を伴う工事は予定されておりません。