レソト向け無償資金贈与契約の締結:小水力発電設備の整備による再生可能エネルギーの開発促進を通じて電力の安定供給に貢献

【SDGsロゴ】エネルギーをみんなに そしてクリーンに

2022年1月25日

オンライン署名式典の様子

国際協力機構(JICA)は、1月24日、南アフリカ共和国のプレトリアにて、レソト王国政府との間で、「小水力発電整備計画」を対象として14億1,500万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、レソト国内最大規模のカツェダムにおいて、小水力発電設備を整備することにより、同国の再生可能エネルギーの開発促進及び僻地を含む国内の安定した電力供給を図り、社会的基盤の強化に寄与するものです。また、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 レソト王国
案件名 小水力発電整備計画(The Project for Small Hydropower Improvement)
実施予定期間 36ヵ月
実施機関 レソト高地開発公社
対象地域・施設 レリベ県及びタバツェカ県
具体的事業内容(予定) ①施設整備/機材調達
【機材】500kW水車・発電機2台、主変圧器、系統接続用遮断器、遠隔監視機材等
【施設】既設水力発電用建屋改修

②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工・調達監理、トレーニング(系統連系運用)