ホンジュラス向け無償資金贈与契約の締結:老朽化した橋の架け替えを通じ、地域の生活基盤維持、経済活性化に貢献

【SDGsロゴ】貧困をなくそう

【SDGsロゴ】すべての人に健康と福祉を

【SDGsロゴ】産業と技術革新の基盤をつくろう

2022年3月1日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、2月28日、テグシガルパ市にて、ホンジュラス共和国政府との間で、「国道一号線橋梁架け替え計画」を対象として23億9,800万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本事業は、中南米地域の物流の要であるパンアメリカンハイウェイを構成するホンジュラス国道一号線において、老朽化したグアシロペ橋の架け替えを行うことにより、域内の物流促進及び橋梁の安全性の確保を図るものであり、ホンジュラス及び周辺地域の生活基盤の維持や経済活動の活性化に寄与し、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール1(貧困をなくそう)、3(すべての人に健康と福祉を)、9(産業と技術革新の基礎をつくろう)に貢献します。

なお、本案件の詳細設計のため、2021年3月に、6,200万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結済です。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ホンジュラス共和国
案件名 国道一号線橋梁架け替え計画(The Project for Reconstruction of Bridge on National Road No.1)
実施予定期間 59ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 インフラ・公共サービス省
対象地域・施設 バジェ県ナカオメ市
具体的事業内容(予定) ①施設整備
グアシロペ橋(計画橋長160.6m、2車線)の架け替え、及び前後のアクセス道路の整備
②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工監理