モーリタニア向け無償資金贈与契約の締結:水産職業訓練センターを整備し、水産業従事者の育成に貢献

【SDGsロゴ】働きがいも経済成長も

【SDGsロゴ】1海の豊かさを守ろう

2022年3月3日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、3月1日、ヌアクショットにて、モーリタニア・イスラム共和国政府との間で、「水産職業訓練センター施設整備計画」を対象として19億1,500万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、水産職業訓練センター・ヌアクショット本部の施設の建替え・拡張及び機材の整備をすることにより、モーリタニアの水産訓練の実施体制・能力の強化を図り、もって同国の水産業従事者の育成に寄与します。SDGs(持続可能な開発目標)ゴール8(働きがいも経済成長も)、14(海の豊かさを守ろう)に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 モーリタニア・イスラム共和国
案件名 水産職業訓練センター施設整備計画(The Project for the Improvement of the Facilities of the Qualification and Training Center for Fishing Professions)
実施予定期間 32ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 水産職業訓練センター(CQFMP)
対象地域・施設 ヌアクショット市、水産職業訓練センター・ヌアクショット本部
具体的事業内容(予定) ①施設整備/機材調達
【施設】本部機能、水産訓練・実習機能、訓練生の宿泊機能を有するCQFMPヌアクショット本部棟(3階建て、延べ床面積4,240m2)。
【機材】零細漁業、水産加工、船外機・船内機修理、船大工実習用機材(まき網一式、漁具製作機材一式、真空包装機1台、業務用冷凍庫2台、製氷機1台、船内機1台、船外機13台)など

②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工監理、調達監理