フィリピン向け円借款貸付契約の調印:財政支援を通じ、新型コロナウイルス感染症危機対応に貢献

【SDGsロゴ】貧困をなくそう

【SDGsロゴ】すべての人に健康と福祉を

【SDGsロゴ】働きがいも経済成長も

2022年4月26日

調印式

国際協力機構(JICA)は、4月25日、東京にて、フィリピン共和国政府との間で「新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援借款(フェーズ2)」を対象として300億円を限度とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。

本事業は、アジア開発銀行(ADB)との協調融資による財政支援を通じ、フィリピン政府のコロナウイルス感染症危機対応に協力します。同国政府によるフィリピン全土における感染拡大抑制に係る緊急対応を支援することを目的とし、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール 1(貧困をなくそう)、3(全ての人に健康と福祉を)、8(働きがいも経済成長も)に貢献します。

事業の詳細は以下の通りです。

案件名 借款金額
(百万円)
金利(%/年) 償還期間
(年)
据置期間
(年)
調達条件
本体 コンサルティング・サービス
新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援借款(フェーズ2) 30,000 0.01 N/A 15 4 一般アンタイド

2.事業実施機関
財務省(Department of Finance)
住所: DOF Building, BSP Complex, Roxas Boulevard, Manila 1004, Philippines
TEL:+(632) 8523-9216 / 8525-4194

3. 今後の事業実施スケジュール(予定)
(1) 事業の完成予定時期: 2022年9月(貸付実行をもって事業完成)
(2) コンサルティング・サービスに係る招請状送付予定時期:     
本業務において、コンサルティング・サービスの実施は予定されていません。
(3) 本体工事に係る国際競争入札による最初の調達パッケージの入札公示:
本業務においては、入札を伴う工事は予定されていません。