ラオス向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:炭素中立社会に向けた長期エネルギー計画を支援

【SDGsロゴ】エネルギーをみんなに そしてクリーンに

【SDGsロゴ】1気候変動に具体的な対策を

2022年8月29日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、8月25日、ビエンチャンにて、ラオス人民民主共和国政府との間で、開発調査型技術協力「炭素中立社会に向けた統合的エネルギーマスタープラン策定プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

本案件は、ラオスにおいて、炭素中立社会を実現するための長期のエネルギー移行マスタープランを策定することにより、炭素中立社会の実現に向けた政策枠組みや国家開発計画の推進を目指し、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール7(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)、13(気候変動に具体的な対策を)に貢献します。

案件の詳細は以下のとおりです。

【案件基礎情報】
国名 ラオス人民民主共和国
案件名 炭素中立社会に向けた統合的エネルギーマスタープラン策定プロジェクト
実施予定期間 27ヵ月
実施機関 エネルギー鉱業省
対象地域 ラオス全土
具体的事業内容(予定) 炭素中立社会を実現するための長期のエネルギー移行マスタープランを策定する。主な調査項目は以下のとおり。
1)現行のエネルギー政策・計画をレビューし、本調査の前提条件を確認する。
2)ラオス及び近隣国のエネルギー需要予測・供給計画をレビューする。
3)経済性・信頼性を確保しつつ炭素中立に向けたエネルギー移行シナリオを複数策定する。
4)複数のシナリオの長所短所を検討し、最善策を提言する。