モンゴル向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:サイバーセキュリティ人材育成プロジェクト

【SDGsロゴ】質の高い教育をみんなに

【SDGsロゴ】産業と技術革新の基盤をつくろう

2022年10月4日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、10月4日、ウランバートルにて、モンゴル国政府との間で、技術協力プロジェクト「サイバーセキュリティ人材育成プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

モンゴルでは過去30年間で飛躍的に情報化・デジタル化が進み、経済の発展をもたらしています。一方、ヒト・モノ・カネ、組織のインフラシステムの多くがサイバー空間でつながることにより、そのセキュリティのリスクも甚大化しています。
このような状況を踏まえ、本案件はサイバーセキュリティに関する専門的知識をそなえた人材育成のための産学官連携ネットワークを構築すると共に、学生、現役講師、公務員向けの教育プログラムを開発することにより、モンゴルのサイバーセキュリティ教育の質向上を図るものです。

同国の安全なデジタル社会の推進を目指し、本事業を通じてSDGs(持続可能な開発目標)ゴール4(質の高い教育をみんなに)、ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)に貢献します。

案件の詳細は以下のとおりです。

【案件基礎情報】
国名 モンゴル国
案件名 サイバーセキュリティ人材育成プロジェクト
実施予定期間 48ヵ月
実施機関 デジタル開発通信省
対象地域 ウランバートル
具体的事業内容(予定) モンゴル国のサイバーセキュリティ人材育成の質の向上のため、産官学ネットワークの構築及び教育プログラムの開発やトレイナー研修を実施し、サイバーセキュリティ教育の質向上を図る。