ルワンダ向け無償資金贈与契約の締結: 送配水施設の整備・更新によりキガリ市民への安定的な水供給に貢献

【SDGsロゴ】すべての人に健康と福祉を

【SDGsロゴ】安全な水とトイレを世界中に

2022年12月7日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、12月6日、キガリ市にて、ルワンダ共和国政府との間で、「キガリ市中央北部における給水サービス改善計画」を対象として30億500万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、キガリ市中央北部地域において、送配水施設を整備、更新することで、水圧の適正化や漏水量の削減を行い、安定的な水供給を図るものです。本案件により、同地域住民の生活環境の改善が期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール3(すべての人に健康と福祉を)およびゴール6(安全な水とトイレを世界中に)に貢献します。

案件の詳細は以下のとおりです。

【案件基礎情報】
国名 ルワンダ共和国
案件名 キガリ市中央北部における給水サービス改善計画(The Project for the Improvement of Water Supply Services in the North-Central Area of the City of Kigali)
実施予定期間 46ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 水衛生公社
対象地域・施設 キガリ市
具体的事業内容(予定) ①施設整備/機材調達
【施設】配水池、高架水槽、減圧弁、減圧水槽、送水管改修(仕切弁と空気弁、排水設備)、送水管、配水本管、配水支管及び給水管、常時監視モニタリングシステム(流量計、水位計、付帯電気・通信設備、既存モニタリングシステムの拡張)等
【機材】配水支管および給水管、水道メーター、配水支管・給水管接続用機材等

②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工・調達監理、(ソフトコンポーネントとして)配水支管・給水管の施工と施工監理についての支援、常時監視モニタリングシステムの運用と保守についての支援等

関連リンク: