ヨルダン向け円借款貸付契約の調印： 財政支援を通じ、持続可能で安定的な電力供給の実現に寄与

国際協力機構（JICA）は、12月8日、アンマンにてヨルダン・ハシェミット王国政府との間で「電力セクター改革及び強靭性強化プログラム・ローン」を対象として150億円を限度とする円借款貸付契約（Loan Agreement: L/A）に調印しました。

本事業は、ヨルダン政府に対する財政支援を通じて、電力セクターの改革を支援することにより、再生可能エネルギーの推進とエネルギーレジリエンス（強靭かつ持続可能なエネルギー供給能力）の強化を図り、もって持続可能で安定的な電力供給の実現に寄与するとともに、当国の国際収支及び財政収支の改善に貢献します。SDGs（持続可能な開発目標）のゴール7（エネルギーをみんなに そしてクリーンに）、ゴール8（働きがいも経済成長も）及びゴール13（気候変動に具体的な対策を）に貢献します。

事業の詳細は以下の通りです。

1．借款金額及び条件

2．事業実施機関
ヨルダン計画・国際協力省（Ministry of Planning and International Cooperation）
住所：3rd Circle, Tawfiq Abu Al Huda St, Building No.4, P.O.Box 555, Amman, 11118,　Hashemite Kingdom of Jordan
TEL：　+962-6-4644466

3．今後の事業実施スケジュール（予定）
（1） 事業の完成予定時期：2022年12月予定（貸付実行をもって事業完成）
（2） コンサルティング・サービスに係る招請状送付予定時期：本事業では、コンサルティング・サービスの実施は予定されていません。
（3） 本体工事に係る国際競争入札による最初の調達パッケージの入札公示：本事業では、入札を伴う工事は予定されていません。