インドネシア向け円借款貸付契約の調印:財政支援を通じ、ポストコロナの経済復興を支援

【SDGsロゴ】貧困をなくそう

【SDGsロゴ】すべての人に健康と福祉を

【SDGsロゴ】働きがいも経済成長も

2023年2月21日

国際協力機構(JICA)は、2月20日、ジャカルタにて、インドネシア共和国政府との間で「新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援円借款(競争力・産業近代化及び貿易促進プログラム・ローン)」を対象として300億円を限度とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。

本事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済に大きな影響を受けたインドネシアにおいて財政支援を行うことにより、ポストコロナを見据えたビジネス・投資環境の改善等による民間セクターの投資促進を図り、もって当国の経済・社会の安定及び開発努力の促進に貢献するものです。SDGsゴール1(貧困の撲滅)、3(すべての人々の健康的な生活の確保)、及び8(包摂的かつ持続可能な経済成長)に貢献します。

事業の詳細は以下のとおりです。

1. 借款金額及び条件

案件名 借款金額
(百万円)
金利(%/年) 償還期間
(年)
据置期間
(年)
調達条件
本体 コンサルティング・サービス
新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援円借款(競争力・産業近代化及び貿易促進プログラム・ローン) 30,000 0.01 N/A 15 4 一般アンタイド

【画像】2.事業実施機関
インドネシア経済調整大臣府(Coordinating Ministry for Economic Affairs)
住所: Jalan Lapangan Banteng Timur Nomor 2-4, Jakarta Pusat, 10710 Jakarta, Indonesia

3. 今後の事業実施スケジュール(予定)
事業の完成予定時期: 2023年3月(貸付実行をもって事業完成)
コンサルティング・サービスに係る招請状送付予定時期:本事業において、コンサルティング・サービスの実施は予定されておりません。
本体工事に係る国際競争入札による最初の調達パッケージの入札公示:本事業において、入札を伴う工事は予定されておりません。