欧州投資銀行との協力覚書を更新:質の高いインフラ投資の促進、気候変動対策、マイクロファイナンス等の分野における連携を強化

2023年3月20日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、3月10日、欧州投資銀行(EIB:European Investment Bank)と協力覚書を更新しました。署名はJICA本部にて、柴田裕憲JICA理事とアンブロワズ・ファイヨールEIB 副総裁との間で行われました。

JICAとEIBは、2019年9月にブリュッセルにて開催された「欧州連結性フォーラム」の機会を捉えて覚書を締結しました。同覚書締結以降、JICAとEIBは毎年パートナーシップ協議を開催し、女性の金融アクセス向上と中小企業支援に関する事業の共同出資を実現しています(注)。

今回の覚書更新を通じて、2019年にG20で採択された「質の高いインフラ投資に関するG20原則」に基づくインフラ投資の促進、なかでも気候変動対策、公正なエネルギー移行、気候変動へのレジリエンス強化、マイクロファイナンス等の分野での投融資や技術支援での連携を強化していきます。

(注)「Women’s World Banking 女性の金融アクセス向上事業」(2020年2月)及び「インド中小企業支援インパクト投資事業」(2021年12月)

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