JICAボランティア ソロモン日記(47)

2020年4月17日

JICA海外協力隊 鈴木 剛(コンピューター技術 公共サービス省 Institute of Public Administration and Management)

2018年度2次隊の鈴木剛です。
私はコンピューター技術という職種で、ソロモン国の公共サービス省内の中の国家公務員の知識やスキルを育成する部署IPAM(Institute of Public Administration and Management)で同組織のWEBサイトの構築更新、ICT(情報通信技術)に関する授業のマニュアル改善、サポート、そして今後の組織全体のE-Leaning構築に向けたシステム選定、構築、更にはコンテンツ制作のためのムービーやデザイン制作などのレクチャーを担当しています。

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授業風景写真

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マニュアルの写真

配属先でのE-Leaning構築は、インフラや機材、多くの人も絡むことからなかなか難しい案件ですが、少しでも貢献できるよう後の任期活躍できればと思っています。

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集合写真

さて、ソロモン諸島の名前の由来はご存じでしょうか。1568年(室町時代)スペインの探検家が海を越え訪れた南太平洋の島(現在のガダルカナル島)で砂金を発見し旧約聖書のソロモンの財宝がここにあるのではと付けられた名前のようです。漫画のワンピースさながらの冒険ロマンに満ちた場所だと思いませんか?

その名残か、こちらで言語のピジン語で使われるサベという言葉はスペイン語のサベール(知っているという意味)からきているのではないかと個人的にですが思っています。

その他、興味深い巨人伝説や、クワイオ族などの多種な民族文化など、好奇心をくすぐる魅力的な地域だと思っています。ノンフィクション冒険小説ですが「ソロモン海底都市の呪いを解け!」という本にいろいろ興味深い伝説が本に載っています(海外小説で日本人は悪役的ですが)、興味のある方は是非読んでみてください。

こちらでは、朝晩、近所の人々と話などしながら楽しく通勤しております。中国系のアジア人も多数生活していますが、なぜだかわかりませんが私を見て日本人だとわかるらしく多くの子供たちが日本語で「こんにちは」と話しかけてきます。

現地の食事は、大きくは、ココナッツなどで煮込んだ食材(魚、野菜、果物)などを使ったローカル料理、外食では、中国料理などアジアの料理、オーストラリアなどの西洋料理などにわかれるでしょうか。

私は、特にこちらの食堂(カイバーと言われる)ところで昼に食事し、日本人に一人にはちょっと多いと思われる量ですので、半分はお弁当箱に入れて持って帰り夕食としております。味は好みによるかと思いますが私にとっては、なかなか満足できる味です。

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カイバー

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カイバー

日本では、まだまだ謎が多い、知名度の低いソロモン諸島ですが、今後ブレイクすることは間違いないと思っています。

さあ、ソロモンで冒険のたびにでかけましょう!Nothing venture, nothing gain.