JICAボランティア ソロモン日記(48)

2020年8月18日

JICA海外協力隊 青木 芹菜(看護師 保健・医療サービス省 セゲ地域診療所(Seghe Area Health Center))

皆様こんにちは!
2018年度4次隊、看護師隊員の青木芹菜です。

ソロモンでは、ウエスタン州セゲ、という地域の地域診療所で活動を行っておりました。しかし、新型コロナウイルスの世界的感染拡大に伴い、緊急での一時帰国となり、現在日本で待機しています。
日本に待機している間は、任地での活動はできない…と漠然と悩んでいたところ、他国に派遣されていた同期隊員に誘っていただき、任地の人を巻き込んで動画を作成しました。
動画の内容は「手洗い」です!!!

ソロモンからは私の配属先クリニックのカウンターパートの娘さん、そして地域の警察官!が参加してくれました。
動画の中で、ソロモンならではのレインタンク(雨水タンク)を使った手洗いをやってくれています。

新型コロナウイルスの感染が拡大してきたころから、任国でアジア人への差別や暴力を受けた隊員もいると聞いています。(幸い私たちソロモン隊員にそのようなことはありませんでした。)また、人種差別による大きなデモが起こったり、世界には様々な問題がまだまだあります。
今回の流行は、決して世界にとって良いことではありません。しかし、これをきっかけに、世界の人々がコロナウイルスに立ち向かい一つになっていけるといいなという私たちの願いを込めて動画を作成しました。

どうぞ見てみてください!!

今後もまだまだ感染終息の見通しが立たず、やりたいことができない、会いたい人に会えない。など、つらい日々が続きますが、世界の人たちの心と身体の健康を願っています。
どうか、早く世界中の笑顔が戻りますように。

【画像】

カウンターパートの女性たち