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背景
シリアでは、電力需要が急増しており、電源開発及び電力輸送設備などに多額の投資が必要となっています。発電量の多くは火力発電に頼っていますが、太陽光や風力といった再生可能エネルギー導入にもシリア政府は積極的に取組んでおり、2020年までにこれらのエネルギーで総発電量の7.5%を賄う計画を持っています。その一環として、太陽光発電による街灯システムの導入・設置が計画されており、本プロジェクトはその先駆的な優良事例となることが期待されています。
- プロジェクト期間:2010年3月E/N締結、2011年8月竣工予定
- シリア側実施機関:電力省国立エネルギー研究所
プロジェクト概要
ダマスカスとヨルダン国境を結ぶ高速道路沿い、ダマスカス中心部から南へ20-30kmの区間に、太陽光発電による街灯を約170本設置する予定です。これまでは、交通量が多いにも関わらず街灯が設置されていなかったため、本プロジェクトの完成後、交通事故の減少にも効果が期待されています。
プロジェクトのハイライト
本プロジェクトで設置される街灯の電力は、太陽光発電で賄われるため、温室効果ガスを全く排出しない、地球に優しいプロジェクトです。
太陽光無償(完成予想図)
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