【タイJICA海外協力隊派遣40周年記念OV+配属先リレーメッセージ】vol.2 佐々木 渉 隊員

2021年8月25日

今回メッセージをくれたのは、佐々木 渉 隊員です。

氏名:佐々木 渉
隊次:2016年度3次隊
配属先:ブンワッタナー中高校
職種:日本語教育
派遣期間:2017年1月10日~2019年1月9日

タイ国JICA海外協力隊40周年に寄せて「日本語教育事業への思い」

【画像】

カウンターパートと

タイ国JICA海外協力隊40周年、おめでとうございます。私は、ナコンラーチャシーマー県にある中等教育学校で、日本語を教えました。当時は海外で教えるのも、中学生や高校生に教えるのも初めてで、最初は授業がうまくいかないこともありました。でも、カウンターパートと話し合い、教え方をシェアすることで、お互いに指導力をブラッシュアップできました。最終的には生徒たちに、日本を知り日本語を使う喜びを味わってもらえるような活動が多くできたと思います。

【画像】

同期の仲間と

また、当時は日本語教育の隊員が多かったため、分科会としての活動が盛んに行えました。一番大きな活動は、南部の学校で研究授業を行い、それを元に授業案として冊子にしたことです。成果物として形になった時は、自分たちの活動が残せることに大きな感動を覚えました。そこに至るまでには、協力隊の仲間はもちろんのこと、事務所の皆様からの多くの協力があったからこそ実現したのだと感じています。この場を借りて、改めて感謝いたします。

【画像】

同期の仲間と

日本語教師の仕事として、JICA海外協力隊は憧れの選択肢です。また、親日国であるタイが、今後も日本との交流を深めていく上で、日本語教育は鍵の一つとなるでしょう。厳しい状況がしばらく続きそうですが、今後もタイで日本語教育事業を続けてもらえれば嬉しい限りです。

佐々木さんの元配属先、ブンワッタナー中高校からも、佐々木さんの印象をおしえていただきました。

JICA、TICA及び関係する多くの皆さんの協力により、タイでのJICA海外協力隊事業が40周年を迎えるこの機会に、お祝いを申し上げると共に、これまで、そしてこれからも続いていく協力に感謝を申し上げます。特にこれまでも推進してこられたタイや世界への教育分野への協力と、現地人日本語教師と生徒たちへの日本語協力分野での発展への成功について感謝します。我々の学校、ブンワッタナー中高校へのJICAからの最後の協力隊員は、佐々木渉(ささき わたる)さんで、日本語教育分野の協力隊員として、本校のタイ人日本語教師と一緒に、一番良い方法で指導してくれました。彼は、生徒の憧れの存在で、一緒に勉強したくなるような先生で、また、全ての点で学校の他の教員とも差異なく仕事をこなす先生でもありました。日本語クラスの運営や、授業進捗管理、日本語の活動促進にも参加しました。日本語と日本文化の知識を教員や生徒へ広めることで、教員仲間としても、生徒への良いロールモデルとしても受け入れられていました。

アムヌアイ タウィ
日本語教師
ブンワッタナー中高校

【画像】

【画像】

【画像】

【画像】

【画像】

【画像】

【画像】