ウガンダ青年海外協力隊派遣20周年記念式典開催-Towards the future, side by side-

2022年4月7日

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小林協力隊事務局長のビデオメッセージの様子

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Okello副大臣のスピーチの祝辞と激励

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会場全体の様子

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隊員活動報告(宮本隊員)

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隊員活動報告(星野隊員)

2001年7月にウガンダへの青年海外協力隊派遣第一号となる看護師隊員が派遣されてから2021年で20周年を迎えました。これまでに786名の青年海外協力隊員およびシニア海外ボランティアがウガンダに派遣され、教育、保健、農業、鉱工業等、多岐に亘る分野で活動してきました。2022年3月末時点で、23名のJICA海外協力隊員がウガンダ国内で活動をしています。

2022年2月17日、COVID19パンデミックの影響から開催が延期となっていたウガンダ協力隊派遣20周年記念式典をカンパラ市内のホテルにて開催しました。式典には外務副大臣、在ウガンダ日本国大使、他国ドナー機関、隊員配属先のカウンターパート、隊員OV、派遣中隊員など、総勢約70名が参加しました。式典はJICAウガンダ事務所内山所長の開催のスピーチから始まり、青年海外協力隊事務局の事務局長からのビデオメッセージにおいて、これまで関係したすべての関係者への謝辞があり、また、これまでの隊員活動の功績や現在活動中の隊員の活動状況についても紹介されました。

続いてOkello外務副大臣のスピーチでは、これまでの長年に渡るJICA海外協力隊員の活動に対して、謝辞と賛辞が述べられ、また今後もパートナーとして更なる協働の促進、今後の隊員派遣地域や派遣分野の拡大への期待の言葉をいただきました。また現在活動している隊員に対し直接激励の言葉をかける場面も見られました。

福澤在ウガンダ日本国大使からは、現地語を学び、現地の人々と同じ生活をし、活動に励む青年海外協力隊の姿に深く感銘を受けたことが伝えられ、また協力隊の派遣により醸成されたウガンダと日本の相互理解は両国にとってかけがえのない資産であるとのお言葉をいただきました。

心温まる数々のお言葉の後に、現在活動中の2021年度7次隊の宮本明徳隊員(職種:コミュニティ開発)と星野香子隊員(職種:感染症・エイズ対策)による活動報告が行われました。活動報告の中では、隊員を志したきっかけに始まり、任地での隊員活動の日々の様子やコロナ禍で行っている現在の活動の苦労話なども披露され、多くの人に隊員活動の実状を理解していただくことができました。また、隊員派遣20周年を記念し、活動中の各隊員の任地にて行われた植樹風景を上映した他、過去にウガンダで活動した隊員からのビデオメッセージも紹介されました。

最後に、今回の20周年記念のキャッチフレーズ-Towards the future, side by side-の通り、これからの将来に向かい、共に進んでいこうという思いを込めて、参加者全員にて集合写真を撮影いたしました。ウガンダと日本両国の友好親善や相互理解が更に深まり、ウガンダの発展、そして持続可能な開発目標(SDGs)の達成に、JICA海外協力隊が貢献できるよう、今後もウガンダの人々とともに行う隊員の活動をJICAウガンダ事務はサポートしていきます。

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参加者による集合写真

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20周年記念植樹ビデオ