所長あいさつ

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JICAウズベキスタン事務所のホームページへようこそ!

ウズベキスタンは古くからシルクロードの交易地として栄え、ユーラシアに広大な領土を有したチムール帝国の首都サマルカンドは、美しく荘厳なイスラム建築で世界中の人々を魅了してきました。また、ソ連時代には中央アジア地域の中心として、インフラや産業が重点的に整備・発展されてきた歴史もあります。

JICAは、ウズベキスタンに対して、独立後間もない1993年から協力を開始し、1999年に旧ソ連諸国で構成するCIS(独立国家共同体)初の在外事務所を首都タシケントに開設いたしました。

ウズベキスタンは、世界でも2カ国しか存在しない二重内陸国(隣国も内陸国)であり物流コストが高いこと、また、ソ連時代に建設した発電所等が老朽化しておりエネルギー効率を改善する必要があることから、運輸・電力インフラ整備に対する需要があります。

2016年末に就任したミルジヨエフ大統領は、為替の自由化、海外投資の積極的な誘致、近隣諸国との友好外交など開放政策を進めていますが、これまで漸進的な経済改革を行なってきたウズベキスタンにとって、民間セクターの開発は経済発展には不可欠です。

また、近年の経済成長の恩恵は農村部まで行き渡ってはおらず、都市部と農村部との間の所得や保健医療・教育の質の格差は拡大傾向にあります。

以上のことから、JICAはウズベキスタンにおいて、(1)経済インフラ(特に運輸・電力)の整備、(2)民間セクターの発展に資する制度構築・人材育成支援、(3)農村部における所得向上及び保健医療・教育の充実、の3つの重点分野を掲げ、有償・無償資金協力、技術協力、ボランティア事業、民間連携事業等、様々な形態で活動を展開しています。

加えて、当事務所はアルメニア、アゼルバイジャン、ジョージアのコーカサス3カ国も兼轄しています。これらの国には旧ソ連諸国共通の課題があると同時に、国毎に状況も異なるため、2017年5月に開設したジョージア支所やアルメニア、アゼルバイジャンの現地スタッフと協力して、事業を実施しています。

本ウェブサイトでは、ウズベキスタンにおけるJICA事業について紹介しておりますので、是非ご覧頂き、変革期のウズベキスタンの開発について、共に考え、行動するきっかけとして頂けましたら幸いです。

2018年4月
JICAウズベキスタン事務所長 高坂 宗夫