JICAフランス事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
日本の援助機関である国際協力機構、JICAは、ここフランスに欧州拠点を置き、開発協力における国際的な議論の中心地であるパリにおいて、他国のドナー機関やEU組織、OECDや、パリクラブといった債務問題に関する国際的枠組みとの連携を強化しています。
また、フランスのみならず、欧州各所の政府機関、企業、学術機関、シンクタンク、市民社会組織（CSO）、メディアといった多様なアクターと意見交換を行っています。こうして、日本の開発協力の哲学や実績を発信するとともに、私たちが途上国開発の現場での実践に役立つ示唆を得ることを目指しています。
欧州は、環境と調和したグリーントランジションへの取り組みを先進的に進めており、その経験は日本にとっても、また私たちが支援する開発途上国にとっても、重要な学びを提供しています。また、少子高齢化、社会保障、イノベーション、地域格差、移民・社会統合など、欧州と日本が共通して直面する課題も多く、互いの知見を共有し合うことが、よりよい政策形成につながると信じています。
JICAフランス事務所は、こうした欧州のダイナミズムの中に身を置きながら、対話と協働を通じて、より良い未来づくりに貢献してまいります。
JICAフランス事務所長
原田 徹也
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