所長あいさつ

バングラデシュとJICAの長年にわたる良好な関係は、バングラデシュが独立した1971年の2年後、1973年のボランティア3名の派遣に遡ります。爾来、私どもは同国各地の様々な分野の事業に対して、技術協力、円借款、無償資金協力、ボランティア事業等を通じて支援を続けて参りました。

2011年3月の東日本大震災後にバングラデシュの人々から寄せられた温かいメッセージや支援に象徴される両国の不朽の友好関係は、過去40年にわたる国際協力事業に携わって来られた両国の関係者の皆様による真摯な努力に負うところが大きいと言えましょう。

バングラデシュは貧困、度重なる自然災害、社会・経済インフラの膨大なニーズといった課題に取り組んできました。そして今や、発展に向けた軌道を着実に力強く上っています。2009年から10年間に平均GDP成長率6.6%を達成し、一人当たりGNIは759ドルから1,752ドルにまで上昇しました。貧困率も31.5%から24.3%に低下し、教育におけるジェンダー平等、乳幼児死亡率の削減なども大きく進展しました。

このウェブサイトではバングラデシュの人々と私どもが協働している様子をご覧いただけます。JICAバングラデシュ事務所はバングラデシュと日本を結ぶ懸け橋として、バングラデシュの人々がその大いなる可能性を追求できるよう後押しし、共に平和と繁栄を希求する両国の関係がさらに強まるよう努力して参ります。

バングラデシュ事務所所長
平田 仁