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海外研修について
- 最優秀賞・優秀賞の副賞として、約1週間の海外研修を行っています。
- 訪問する国の人々の暮らしと文化、現場が抱える課題とそれらに対するJICAの取り組み等を視察・体験することを通じて、国際理解をさらに深めることを目的としています。研修国ではJICAプロジェクトサイトの訪問や現地の人たちとの交流を行います。
- 次回の海外研修は2025年8月上旬頃実施予定です。
海外研修報告
JICAエッセイコンテスト2019-2023 上位受賞者の海外研修報告
- 実施日2024年8月5日(月)~8月9日(金)
- 訪問先フィリピン
2019~2023年度のJICAエッセイコンテスト入賞者(最優秀賞、優秀賞)13名は、夏休みの期間を利用して開発途上国における国際協力の現場を視察する海外研修に参加しました。(2019、2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により実施延期)
全国から集まった参加者は研修国・フィリピンでの約1週間の滞在を通して同国が抱える課題と、それらに対するJICAの取り組みを視察したり現地の学校や同世代の生徒との交流をしたりしました。日本では知ることのできない途上国とそこに住む人々の想いを感じ、参加者それぞれが国際協力や世界と自分との繋がりについて深く考える機会となりました。
ボランティアサークルと一緒に地域の清掃活動
大学生との交流
協力隊派遣先の市長を表敬訪問
研修後の感想(一部)
参加者より
- 現地の空気に触れ、現地の方々と交流したことで、開発途上国問題がすごく身近に感じられるようになったのが良かったと思っています。様々なプログラムの責任者の方から貴重なお話を伺えたことで、自分のキャリア選択に大きな影響を与えたと考えております。さらに、同年代のモチベーションの高い仲間に会えたことも有意義でした。
- 私はストリートチルドレンの子たちとの交流が一番心に残りました。彼らは私に人として大切にしなければいけないことを教えてくれました。その一方で同年代の子達が貧困の中でも必死に生きている姿を見て自分も鼓舞されました。
- 防災サイトでは、堤防をつくっている日本の技術者の人たちに会いました。技術援助という応援の仕方を知り、かっこいいなと思いました。僕も将来は国の枠を超えて、海外の人たちと協力して何かをつくるような人間になりたいです。
- 将来自分が国際協力に携わる仕事がしたいのなら、どんな形なのか具体的に考えてみる原動力になりました。また自分が改めて、人の話を聞いたり、リサーチをしたり、インタビューをしたりして、人のことを知ることが好きだと気づいたため、自分の得意と好きを伸ばす自信につながりました。
- 開発途上国を初めて訪れました。きれいな道路や街並みは、当然ではないと知りました。日本がこの状態になるまでに、他の国の援助やみんなの努力があったと思います。そういうことが知れて、良かったです。つまり、今回の研修で、ものの見方が変わったり、世界観が変わったと思います。
現地小学生と災害時の紙食器作り
協力隊から栽培中の野菜の説明
フォトエッセイ
本研修を通して経験したこと・感じたことを伝えるために、それぞれの参加者が思いをフォトエッセイにまとめました。ぜひご一読ください。
- (注)各参加者の学校と学年は、それぞれ受賞年度当時のものです。
2023年度受賞者
- 兼頭 玄(愛媛県立松山東高等学校 2年)
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想いをつなぐ(PDF/228KB)
- 細井 美愛(文化学園長野高等学校 1年)
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小さな環境意識(PDF/188KB)
- 早川 友理(市川高等学校 1年)
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信頼で世界をつなぐ〜絆〜(PDF/176KB)
- 中村 亮太(東海高等学校 3年)
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想いを紡ぎ、繋ぐ(PDF/184KB)
- 山川 真菜夏(Gems American Academy Abu Dhabi2年)
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格差の壁(PDF/172KB)
- 髙嶋 凛乃 (恵泉女学園中学校 3年)
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彼らが教えてくれたこと(PDF/168KB)
- 越智 晴己 (大阪教育大学附属池田中学校 2年)
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忘れられない出会い(PDF/176KB)
- 大津 里穂 (ぐんま国際アカデミー中等部 3年)
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対話から浮かび上がる必要な支援(PDF/204KB)
- 牧 心音 (上宮学園中学校 3年)
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研修に行って(PDF/232KB)
2022年度受賞者
- 加藤 里桜(広島大学附属福山中学校 3年)
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相手の立場にたつ(PDF/172KB)
- 時任 心音(プノンペン日本人学校中学部 3年)
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小さな手(PDF/160KB)
- 広谷 美咲(International School of Düsseldorf 3年)
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支援の現場を訪れて(PDF/196KB)
2019年度受賞者
- 吉村 咲子(札幌国際情報高等学校 1年)
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毎日を丁寧に生きる(PDF/192KB)
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