【カンボジア⇔東京都】最新情報を現地から!大学のフィールドワークの事前学習!-青山学院大学

2024年1月11日、青山学院大学の学生の皆さんに向けた、JICAオンライン出前講座を行いました。出前講座にはシーダー先生のゼミの学生7名が参加されました。参加された学生の皆さんは来月、フィールドワークを実施するためにカンボジアへ行く予定となっています。講師は現在、カンボジアのシェムリアップの下水処理場で水質検査、環境啓発に関わる活動をしているJICA海外協力隊の田中亮さんです。

講師の田中さんから、最初にJICA海外協力隊についての簡単な説明があり、発展途上国と日本とは相互に依存する関係があり、地球的課題解決のためのパートナーといった関係性があることが話されました。次いで、クイズを交えカンボジアの概要、文化、日本との関係についてのお話がありました。またカンボジアでの一番印象に残ったこととしてご自身の体験談を写真とともに伝えました。
そして、「カンボジアための支援とはなんだろう?」、「支援で重要なことってなんだろう?」をテーマに講師の田中さんと参加された学生の皆さんとの間でディスカッションをする時間があり、その後、田中さんから、JICAの途上国での活動、支援にあたって考慮しなければならないこと、多様な支援のかたちについて話されました。

最後に講師の田中さんからは、「当たり前を疑うことで見えてくるものがあります。学ぶことで解決できることがあります。」というメッセージが学生の皆さんに送られました。
残った時間は質疑応答の時間でした。なぜ協力隊に参加したのか?カンボジアで感じたカルチャーショックは何か?といった質問もありましたが、来月にはカンボジアにフィールドワークに行く予定ということもあり、現地のお勧めの食べ物は?支払いにはクレジットカードやQRコードは使えるか?喜ばれるお土産、盛り上がる話題は何か?といった現実的な質問も数多く出ていました。
参加された学生の皆さんのほとんどが大学3年生で、卒業後の進路選択を考える時期に差し掛かっておられます。講座終了後、講座を要請された教員の方からは、学生達がキャリア選択の経験談、国際支援についての情報を今聞くことができたことが非常に良かったとのコメントを頂きました。

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ディスカッションのテーマ

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カンボジアの文化ついて(クイズ)