【ジョージア⇔静岡県】留学に向けて異文化に対する理解を深める。「なぜ英語を話す必要があるのか」JICA国際協力出前講座-桐陽高等学校

2024年5月31日、桐陽高等学校国際進学コースの1年生から3年生の約90名へ向けて、国際協力出前講座を実施しました。講師は、ジョージアに赴任しているJICA海外協力隊の山下真生さんです。桐陽高校国際進学コースは、2年時に3ヶ月のオーストラリア留学を予定されており、今回の講座では、留学をする上で、異文化に対する理解を深めることが目的となっています。

講座では、山下さんの自己紹介から始まり、JICA紹介や世界での活動の様子、ジョージアの生活の様子を含んだ国の紹介、協力隊の活動の紹介をいただきました。政治的に難しいかじ取りが必要なこの国において、本日の主題である「なぜ英語を学ぶ必要があるのか」という問いかけに触れながら、生徒たちに考えさせながらお話は進みました。

山下さんは、ジョージアでの英語教育に関して複雑な思いを抱いています。ロシア語やジョージア語が使われているこの国で、現地の方からも「なぜ英語を話す必要があるのか」と、聞かれることも多いそうです。この問いは、桐陽高校の生徒の皆さんにも投げかけられました。生徒たちからは「周りの多くの国の様子をジョージアの方々が知ることができる」「多くの国で使われている言葉なので、一番情報共有がしやすい」「興味をもつことが大事」「視野を広げられる」といった意見が出されました。

講座の締めくくりとして、山下さんより、「知ることがすべて。他を知ることができれば、物事を様々な視点で見ることができるようになる。世界を知らないから、他に慣れないし、受け入れることができないし、理解できないし、自国の常識を押し付けたり、差別をしたりする。他の国を知るには英語は最適なツールです。」との力強い呼びかけがなされました。生徒たちからも、海外で生活についての質問やジョージアに 関する様々な質問が投げかけられました。

桐陽高等学校の先生からは、「今回は異文化理解をテーマに講演していただきました。その中で、日本で生活する中では決して感じる、知ることができないことを伺うことができ、生徒たちも楽しんで聞くことができたと思います。」とのコメントいただきました。

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ジョージアはとても美しい国です。

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講師の座右の銘。ドイツのビスマルクの言葉です。