【スリランカ⇔滋賀県】世界を少し広げてみよう!~スリランカからのメッセージ~-滋賀県立能登川高等学校

2024年6月6日、滋賀県立能登川高等学校の高校3年生に向けたJICAオンライン出前講座を実施しました。講師はスリランカに赴任するJICA海外協力隊(体育)の髙嶺香代子さんです。講座の目的は、生徒の国際的な視野を広げることです。全体2時間のうち、前半は髙嶺さんからのレクチャー、後半はスリランカの高校生との交流を行いました。

はじめに髙嶺さんから、「世界196か国のうち開発途上国といわれる国は何か国あると思いますか?」という質問がありました。答えは、146か国。日本のような暮らしができる先進国は、ごくわずかです。その後、開発途上国が抱える課題についてのお話があり、それらが私たちの生活にも密接にかかわっていることが分かりました。遠い世界の出来事ではなく、自分事として、皆が協力して課題に取り組む必要があることが、生徒たちにも伝わっていたようでした。

スリランカの紹介では、美しい写真や楽しいエピソードを交えて、歴史や文化、気候や生活について紹介していただきました。スリランカの学校では、体育は座学が中心、白い制服のまま実技を行うそうです。こうした文化の違いはありつつも、「汗をかきたくないから」と体育の授業を嫌がる生徒がいるのは、日本もスリランカも同じだそうです。レクチャーの最後には、髙嶺さんから「世界を少し広げてみよう!」というメッセージがありました。外を見る・知ることで得られる気づきがあること、それによって人生の選択肢が増えるかもしれないこと、何を感じ今後の人生にどう生かしていくかが大切というお話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

後半の交流セッションには、日本語を学んでいる現地の高校生が参加してくれました。お互いに照れながらも、好きな食べ物や季節、歌手やアニメなどについて質問し合いました。現地の生徒の日本語の上手さに、日本の生徒たちが思わず拍手する場面もありました!
学校からは、「異国の文化についてあまり知らない生徒たちが、スリランカについての講座や現地の学生との交流を通じて異国文化に関心を持つ良いきっかけになりました。」とのコメントを頂きました。能登川高校3年生の皆さんにとって、今回の講座が新鮮な経験となったようです。

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スリランカの生活には「祈り」が根付いているというお話もありました

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日本語を学ぶ現地の生徒たちと交流をしました