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【コロンビア⇔東京都】小学校の放課後の時間を使ってJICAオンライン出前講座!「どんなところ?コロンビア!」―東浅草小学校放課後子供教室

2024年8月21日、東浅草小学校放課後子供教室(ひがキッズ)の小学1~6年生約60名へ向けて、JICAオンライン出前講座を実施しました。講師は、コロンビアに赴任しているJICA海外協力隊の山下澪奈さんです。講座では、山下さんの自己紹介から始まり、JICA紹介や世界での活動の様子、コロンビアの生活の様子を含んだ国の紹介、海外協力隊の活動の紹介をしていただきました。途中、現地の写真をみせていただきながら、コロンビアクイズを挟みました。「コロンビアはどこにあるでしょう?」「(果物の写真をみせて)これは何でしょう?」「日本の学校にはない特別な時間割はなんでしょう?」といった具合です。答えは「おやつの時間」なのですが、児童達からは驚きと共に「最高じゃん!」「いいな~」といった声があちらこちらからあがっていました。学校の中にもおやつを売っているところがあるということです。授業中に食べていると怒られるということですが、それでも羨ましいですよね。

コロンビアでは、突然水がつかえなくなってしまうことがあるそうです。水道水を飲めない地域もありますし、飲んだからおなかを壊してしまうそうです。海の水もゴミでどんどん汚れてしまっています。そんな現状に、「日本のみんなはどんなことができるだろう」と山下さんは児童達に問いかけます。SDGsと関連づけながら、「道や海にゴミをすてない」「砂浜にゴミが落ちていたら、拾ってゴミ箱に捨てる」「自然を大切にする」。そんなこともできるよ、と児童に提案しました。

講座の最後に、山下さんは児童へ「日本とコロンビアはとても遠い。でも、海でつながっているし、世界ともつながっています。世界とのつながりを意識しよう。今日からできることをしていこう。」と呼びかけました。児童のみなさんに講師の想いは届いたでしょうか?

質問タイムでは、「スライドでみせていただいた果物の味は?」「甘いフルーツとかしょっぱいフルーツはあるのか」「治安はどうなのか」といった質問が寄せられました。

ひがキッズの児童からは、「コロンビアは果物もたくさんあるし、自然も美しい。自分もこれからその自然を守るために、できることをしていきたいと思います。」との感想が寄せられました。

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学校でおやつを食べてよいそうです。

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コロンビアの問題は日本ともつながっています。