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- 【ナミビア⇔愛知県】ナミビアの子どもたちに日本のことを紹介!SDGsから見た世界~私たちにできること~―みよし市立南部小学校
2024年9月25日、みよし市立南部小学校の小学4年生約60名へ向けて、JICAオンライン出前講座を実施しました。講師は、ナミビアに赴任しているJICA海外協力隊の奥野大輔さんです。講座では、奥野さんの自己紹介から始まり、JICA紹介や世界での活動の様子、ナミビアの生活の様子を含んだ国の紹介、海外協力隊の活動の紹介をしていただきました。奥野さんから子どもたちに「なぜナミビアに海外協力隊が必要なのか?」という問いが投げかけられました。答えは「貧困(ひんこん)をなくすため」と「みんなが平等にくらすため」であり、世界で2番目に格差が大きい国で、同じ町なのに全く違う生活をしている人々がいることがナミビアの課題である、との説明がありました。
講座の中で、「SDGs達成のために、自分がやってみたいこと」というワークショップを実施する予定だったのですが、時間の関係で後日実施することになりました。実施後に、是非担任の先生を通じて結果を共有していただけたら嬉しいですね。南部小学校の4年生のみんなが、どんなアクションを考えるのか、大変興味がわきます。
そんな奥野さんからのメッセージとして、「人生を思い切り楽しみましょう。そうすれば、世界に興味がわくし誰かの役に立ちたいと思うようなる」と語りかけられました。手を差し伸べあって生きる世界の実現に、この出前講座が少しでも寄与できるといいですね。質問タイムでは、「学校は楽しいですか」「クリケットはしていますか」といった質問があがりました。
後半にはナミビアの子どもにも登場してもらって、南部小学校の子どもたちからナミビアの子どもたちに向けて、日本を紹介する時間を設けました。日本側からは「うどん」「そうめん」「すし」「おにぎり」「てんぷら」「たこやき」といった食べ物を紹介、並びに「日本の遊び」として、「福笑い」「けん玉」「ヨーヨー」の紹介をしました。また、ナミビアの子どもたちから、「日本の好きな食べ物はなんですか」「好きなスポーツはなんですか」といった質問がありました。とても楽しそうな表情をしながら交流していましたよ。
南部小学校からは、「ナミビアの国について知ることができ、かつ、SDGsの観点から、貧困や平等、教育などの話を聞くことができた。担当の方が、こちらの要望を踏まえて話をしてくださり、4年生の子どもたちにもとても分かりやすく、学びが深まった。」との感謝のコメントが寄せられました。
お互いの文化交流をしました。
自分のことでなく、世界とのつながりを意識しよう。
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