2024年12月3日、昭和町立押原中学校の2年生の生徒200名を対象に、JICAオンライン出前講座を実施しました。講師は、JICAインドネシア事務所の赤塚真貴子さんとPutri Siahaanさん、JICAベトナム事務所の久保良友次長とTrang Thi Ngoc Anhさんです。
まず、インドネシア事務所の赤塚さんから「私と国際協力」をテーマにキャリアについてお話を伺いました。今はJICAインドネシア事務所の職員として活躍している赤塚さんですが、中学生のときの夢は「世界に羽ばたく仕事がしたい」だったそうです。高校や大学時代には、進路について色々と悩んだこともあったそうですが、今はJICAの職員として「世界に羽ばたく仕事」が実現して、「今が一番楽しい!」と語ってくださりました。目の前にあることを一生懸命取り組むことで新しい道が開ける、というメッセージも、生徒さんたちの心にも響いたのではないでしょうか。
また、JICAインドネシア事務所のナショナルスタッフのPutriさんと英語で交流をしました。インドネシアの良いところや特徴、開発の課題などについて教えてもらいました。生徒のみなさんからは、いつかインドネシアに行ってみたい、との声もあり、英語での交流を楽しむことができました。
次に、ベトナム事務所次長の久保さんからキャリアについてお話を伺いました。日本国内で弁護士を目指すより、開発途上国で困っている人の役に立ちたいという想いでJICAに入職された久保さん。初めての本格的な海外生活はJICAに入職してからだったそうですが、今は管理職としてベトナム事務所で2回目の海外勤務をされているそうです。久保さんからは、JICAの職員の方が具体的にどんなお仕事をされているのか、橋づくりを例に教えていただきました。いろんな人たちをつなげるプロデューサーとして、日々、日本とベトナムの架け橋となってお仕事をされている久保さんの姿は生徒さんたちにとっても新鮮にうつったことでしょう。
最後に、JICAベトナム事務所のナショナルスタッフのAnhさんと英語で交流をしました。生徒さんからはJICAでの仕事は楽しいですか?という質問がありました。Anhさんは、日本だけでなく様々な国や国際機関の人と関わることができて楽しい!といったお話がありました。Anhさんとの英語での交流をとおして、生徒のみなさんも、世界の人とつながる経験をすることができたように思います。
赤塚さんが活躍されているプロジェクトの港での様子を見せていただきました。
インドネシア事務所のナショナルスタッフの方に英語で質問をして、インドネシアについて知ることができました。
JICAの職員の方はいろんな人たちをつなげるプロデューサー!日本と世界をつなぐ架け橋のようなお仕事について、知ることができました。
ベトナムの有名なフォーやブンチャー!とってもおいしそうですね!
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