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【ベリーズ⇔大阪府】同世代の子どもたちはどう過ごしているの?小学校低学年にも伝わる現地の情報!JICAオンライン出前講座-八尾市立永畑小学校

2025年1月27日、八尾市立永畑小学校の2年生87名を対象に、JICAオンライン出前講座を実施しました。国際理解と異文化理解を深める学習の一環で行われた今回の講座の講師は、JICA海外協力隊として2023年7月からベリーズのグリシ・コミュニティ小学校に赴任されている中臺 達也(なかだい たつや) さんです。

① ベリーズって、どんなところ?

初めに、中臺さんが派遣されている中央アメリカ東部のベリーズの紹介から。現地で採れる野菜や果物、きれいな海や亜熱帯のジャングル、現地に生息する多種多様な動植物、人気のある料理、様々な人種と服装、生活の様子など、たくさんの写真を使って紹介していただきました。

② 中臺先生のくらしとお仕事

続いて、永畑小学校がある八尾市から、中臺さんが赴任しているベリーズのダングリガという町まで、Google Earthを使って移動し、街中にあるスーパーや八百屋、ロードサイドでタコスを売るお店など、日本とは異なるのどかな風景や人々の生活の様子を紹介していただきました。

中臺さんが仕事をしている グリシ・コミュニティスクールは、このダングリガにある小学校で、200人ぐらいの子どもたちが通っています。ガリフナ族という先住民族の子どもたちが多く通っていて、学年に1クラスずつの小規模な学校には保育所も併設されているそうです。

小学校の一日は、8時半から屋外で行われる朝の会に始まり、午前中は英語やスペイン語、算数のなどの授業、11時半からお昼休みで昼食を取り、理科や図工など午後の授業が終わると午後3時半には下校です。

③ ベリーズの子どもたち

グリシ・コミュニティスクールに通う子どもたちが好きなことは何か? 出前講座に参加した永畑小学校の子どもたちにも一緒に考えてもらいました。最も多かったのはビデオゲームとおにごっこ。日本の子どもたちの好きなことと​似ているようです。 では兄弟の人数は? 3~5人兄弟が最も多く、日本の子どもたちより兄弟が多く、面倒見がよいそうです。 そして好きな科目は? 第1位は断トツで算数ということです。

最後に中臺さんから永畑小学校の子どもたちに、外国と日本の似ているところ、違うところをたくさん探すことで、その国のことが好きになってほしい、ベリーズと日本の似ているところ、違うところをたくさん見つけてほしい、というメッセージを伝えていただきました。

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ベリーズの気候や食生活について

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ベリーズの音楽など、文化について