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【パラオ⇔千葉県】伝統芸能を通して交流!言葉・ダンスで異文化理解!野田市立柳沢小学校

2025年2月18日、野田市立柳沢小学校3年生を対象に、JICAオンライン出前講座を実施しました。講師はJICA海外協力隊でパラオに赴任中の横田美紗子さんと榊にいなさんです。授業は1時間15分で、日本、パラオ双方の伝統芸能を通して交流を図り、国際理解教育につなげていく機会となりました。

柳沢小学校の児童がパラオ語であいさつし、英語で学校の施設紹介や、日本や千葉県について説明、野田市が醤油の産地であることなどを紹介しました。その後、地域伝統の「野田踊り」や「野田小唄」を披露しました。パラオ側からは、「踊りが素晴らしかった。楽器みたいなのはなんですか?」という質問がありました。 楽器は鳴子(なるこ)といって、木でできています。
続いてパラオのアイメリーク小学校の児童がパラオの紹介をしました。16個の州があること、畑でとれた野菜を食べているなど生活の様子について話しました。公用語はパラオ語と英語ですが、パラオ語にはベンジョ、ベントウなど日本語由来の言葉が残っているそうです。さらに、パラオ語のあいさつ「Alii(こんにちは)」「Sulang(ありがとう)」を教えてくれました。そして、パラオ語の会話の中で、日本語が何個聞こえたかというクイズをしました。味噌汁、玉ねぎなど合計8個の日本語が入っていました。その後、パラオの伝統ダンスを披露。男性だけが踊る戦いのダンス、戦いや狩りに行くときのダンスです。
柳沢小学校の子どもたちからは「すごくよかったです。手にもっているものでたたいてその音がよかったです。とても面白いショーでした。迫力のあるダンスでした。」という感想が聞かれました。

最後に柳沢小学校からパラオ語に関する日本語クイズが出されました。パラオ語で飛行場は「スコウジョウ」、おいしいは「オイシイ」、ビールを飲むは「ツカレナオス」といったユニークな表現に、会場は盛り上がりました。

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パラオの男性のみが躍るダンスを披露。すごい迫力です。

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柳沢小学校の児童から千葉県や野田市の紹介、そして地域伝統の野田踊りと野田小唄が披露されました。

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