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【JICA地球ひろば設立20周年イベント】5か国の海外協力隊とつないだオンライン国際協力出前講座(2026年6月)

2026年6月13日、JICA地球ひろば設立20周年記念イベントにおいて、東京・市ケ谷にある会場とオンラインのハイブリッド形式で、3回にわたりオンライン出前講座を実施しました。
今回のイベントでは、日本側と海外にいる複数の隊員を同時につなぎ、対談形式で進行するという初めての試みとなりました。

【フィリピン/ジャマイカ】

第1回目は、ジャマイカとフィリピンで防災・災害対策で活動している隊員が登場しました。
ジャマイカからは小林沙綾(こばやしさあや)さん、フィリピンからは増田みちる(ますたみちる)さんが参加しました。
災害リスクの高い国として知られるフィリピンでは、昨年(2025年11月)、国家災害事態宣言が発令されるほどの台風被害が発生し、この講座の数日前にも大きな地震が起きたばかりでした。
また、ジャマイカでも、昨年(2025年10月)、史上最大級ともいわれるハリケーンにより壊滅的な被害が発生し、小林さん自身も被災されました。
日本の防災に関する知識を両国で伝える活動をしているお二人ですが、現地の人々が持つ「生きる力」から学ぶことも多いと話してくれました。
日本の防災への備えと、開発途上国の人びとが持つたくましさが組み合わさることで、より強靭な防災対策につながることを感じる機会となりました。
小学生の参加もあり、国に関するクイズでは正解して喜ぶ声が聞かれたり、積極的に質問が出たりするなど、和やかな雰囲気の中で実施されました。
参加者からは、
「現地で災害にあったリアルなお話が聞けて大変ためになった」
「被害を受けても“命があるだけでよかった”と思える途上国の人びとのレジリエンス(精神的回復力)が特に印象に残った」
「一緒に参加した息子がとても興味深く聞いていて、世界を広げてくれたことに感謝している」
などの感想が寄せられました。

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JICA地球ひろば国際会議場にて実施

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左が増田さん、右が小林さん

【ブータン】

第2回目は、体育の先生としてブータンで活動中の似内千紘(にたないちひろ)さんが登場しました。
昨年まで柔道隊員としてブータンで活動していたJICA地球案内人が進行役となり、会場参加者にブータンクイズに参加していただきながら、似内さんの任地や活動先の学校の様子について紹介していきました。
イベント当日は、寮生活をしている子どもたちが集まり、質問に答えてくれるなど、生中継ならではの醍醐味を味わうことができました。
参加者からは、
「ブータンの子どもたちの学校生活について初めて知ることばかりで面白かった」
「現地の子どもたちが話をしてくれたのがよかった」
「登壇者の方がとても楽しそうに現地のことを紹介していて、見ていてうれしかった」
などの感想が寄せられました。

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JICA地球ひろば体験ゾーンにて実施

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寮にいるブータンの子どもたちが登場

【エジプト/マラウイ】

第3回目は、エジプトとマラウイで活動中の二人の同期隊員(日本で派遣前訓練を共に受けた仲間)をつなぎました。
エジプトからは逢坂隼平(おおさかしゅんぺい)さん、マラウイからは南部佳穂(なんぶかほ)さんが登場しました。
それぞれの国に関するクイズや驚きのエピソードを紹介しながら、お二人の現地での暮らしや活動の様子を比較しながら見ていきました。
同じ時期にそれぞれの任国で奮闘する隊員のお話を、このような対談形式で聞くのは初めての試みでしたが、オンライン参加者の中には海外から視聴している方も見受けられましたので、同期の仲間たちも見守ってくれていたかもしれません。
切磋琢磨できる仲間と出会えることも、JICA海外協力隊の魅力のひとつですね。
会場には、海外協力隊への参加を志している方の姿も見られました。
参加者からは、
「同じ協力隊でも、国や地域によって異なる一日を過ごしていることが知れて面白かった」
「現地に溶け込んで活動している様子がすばらしい」
「エジプトのごみの出し方のエピソードや、マラウイの“アフリカの温かい心”の話が印象に残った」
「海外支援に取り組む若者たちの笑顔がとても印象的だった」
などの感想が寄せられました。

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会場にはエジプトやマラウイにゆかりのある参加者の姿も見られました

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左が逢坂さん、右が南部さん