展示連動イベント「集まれ!災害をのりこえるチカラ~世界から日本へ、日本から世界へ~」を開催しました!

2024.05.31
能登復興支援の体験談!
なごや地球ひろばでは、企画展・写真展「まもり、つなぐ。」との連動イベントとして「集まれ!災害をのりこえるチカラ~世界から日本へ、日本から世界へ~」を開催しました。
はじめに、地震や台風、火山の噴火など災害大国である日本が、これまで海外から受けてきた支援の歴史について伝え、緊急時の国際協力の必要性を参加者と一緒に考えました。
また、2024年1月1日に発生した能登半島地震の被災地で復興支援を行った地球案内人がその実体験を語り、それをもとに国内で行われている復興支援の様子や取り組み、求められる災害ボランティアについて紹介しました。
展示案内でモンゴルの防災カルタを紹介!
現在、なごや地球ひろばで開催中の企画展・写真展「まもり、つなぐ。」を通して国際緊急援助隊(JDR)の概要や、トルコ、モンゴルなどで行う防災教育など、JICAが行う国際協力を紹介しました。
日本がこれまでに培ってきた災害に対する経験や知識を生かして、各国の災害対策強化に向けたさまざまな取り組みについて知っていただく機会としました。
モンゴルで実施する防災教育の取り組みで作成された「防災カルタ」の実物をみて、「地震が来たら草をつかもう」など地域独特の言い伝えや知恵が詰まった読み札に参加者も興味深々でした。
国際緊急援助隊(JDR)体験談
続いては、国際緊急援助隊(JDR)として人道支援の現場で活動した大友仁さんから、2015年にネパールで起きた地震での体験談を話していただきました。
発災直後にいち早く派遣される緊迫感や、言語や文化の違った地で求められる状況判断や連携の大切さ、そしてボランティアとしての心構えなど興味深い話ばかりでした。
国内と国外での復興支援では、生活環境や文化の違いによって直面する課題も変わってきます。しかし、支援をつなげて被災者に寄り添う気持ちには通じるものがあり、復興支援において大切なことを学ぶことができました。
最後に、災害ワークショップを実施しました。
避難訓練や防災訓練を受ける機会はあっても、避難所での生活を訓練することはほとんどないのではないでしょうか?
今回は、災害を受けたあと避難所で生活することを想定して、役に立ちそうな防災グッズを参加者同士で考えてみました。
日ごろどんな生活をしているか、どんな地域に住んでいるかによって災害時に必要なものは違います。参加者同士で意見を出し合いながら、災害に備えて用意しておくものを見直す機会になりました。
また、日ごろから使っているもので災害時に活用できるものとして、新聞紙を使ったスリッパづくりにも挑戦しました。
「家に帰ってもう一度つくってみます」「簡易的だけど役に立ちそう」「色んな活用法が勉強になりました」などの感想をいただき、新しい気づきを得られるイベントとなりました。
なごや地球ひろばでは、これからも楽しく参加しながら、世界やSDGsを知るイベントを行っていきます。ぜひ遊びに来てください!
みんなで考える避難グッズ!
新聞スリッパの完成!
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
事業事前評価表(地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)).国際協力機構 地球環境部 . 防災第一チーム. 1.案件名.国 名: フィリピン共和国.
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