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なごや地球ひろばイベント「ヨルダンで夜明けを待つ」を開催しました!

#16 平和と公正をすべての人に
SDGs

2024.07.16

みんなで挑戦ヨルダンクイズ!

なごや地球ひろばでは、日本とヨルダンの外交関係樹立70周年記念イベントとして「ヨルダンで夜明けを待つ」を開催しました。

イベントでは初めに、ヨルダンに関するクイズに参加者全員で挑戦しました。国旗や地図上の位置など基本情報だけでなく、文化や習慣、歴史的な背景も交えながら楽しくヨルダンについて知っていただく時間となりました。

ヨルダンクイズに挑戦!

展示案内ツアー

現在、なごや地球ひろばで開催中の企画展・写真展「まもり、つなぐ。」の展示案内ツアーを実施しました。

世界の難民の人たちが置かれている状況や、JICAが行う難民に対する国際協力だけでなく、難民を受け入れる国々を支えるさまざまな取り組みについて紹介しました。ヨルダンは、「難民を受け入れる国々」の中でも、多くの難民を受け入れています。2021年現在の受け入れ難民数は約300万人というデータもあり、2023年のUNHCRのレポートでは、ヨルダンに暮らす人の16人に1人は難民とされています。(UNHCR:Global Trends Forced Displacement in 2023:「グローバル・トレンズ・レポート 2023」 UNHCR、急増する強制移動に対する無関心と行動の欠如に警告 – UNHCR Japan

また、展示で紹介している写真に加え、実際に死海でとれた塩の結晶や実物の民族衣装にも触れながら、ヨルダンを体験していただきました。

展示案内でヨルダンを紹介!

JICA海外協力隊ヨルダン体験談

続いて、JICA海外協力隊としてヨルダンのシリア人難民キャンプで活動した岐阜県国際協力推進員の本迫(ほんさこ)さんが、ヨルダンでの生活の様子や活動についての体験談を話しました。

なかなか聞く機会の少ない難民キャンプでの体験談は興味深い話ばかりで、参加者のみなさんは真剣な眼差しで聞き入っていました。
ヨルダン国内でも、街中での生活とキャンプ内での生活には大きな違いがあり、そこで暮らす人たちの想いにも触れた話からは、現地のリアルな雰囲気が伝わってきました。

紛争によって住む地を追われ、ヨルダンで平和の夜明けを待つ難民の人たち。その気持ちに寄り添い、難民の人たちが希望を持って生きていけるようサポートをしていた話に、本迫さんと同時期にJICA海外協力隊としてヨルダンで活動していた地球案内人も、共感できる部分がたくさんありました。

本迫さんのヨルダン体験談

ヨルダンのランチ体験!

最後に、ヨルダンの伝統料理マンサフを体験しました。羊肉の炊き込みご飯にヨーグルトをかけて食べるマンサフは、はじめて体験する方がほとんどでしたが「意外といける」「さっぱりして美味しい」などの感想をいただき、食事からもヨルダンを知っていただく機会となりました。

食事のあとには、「あなたの平和宣言」と題して、「目指す平和な世界のかたち」や「平和のために自分たちにできること」などをメダルに書いて、メッセージツリーに投入していただきました。
「戦争がなくなりますように」「相手を思いやる気持ち」「笑顔」「助け合い」などたくさんの宣言が集まり、ヨルダンを知ることを通して平和についても考えるイベントとなりました。

なごや地球ひろばでは、これからも楽しく参加しながら、世界の現状や国際協力を知るイベントを行っていきます。ぜひ遊びに来てください!

ヨルダンの伝統料理マンサフを体験!

メッセージツリーに平和宣言!

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