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「夏のおやこイベント(高学年の部)」を開催しました!

#10 人や国の不平等をなくそう
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.08.07

仲間と協力しながら世界を学ぼう!

なごや地球ひろばでは、夏休みに親子などで参加していただけるイベントとして、「夏のおやこイベント(高学年の部)」を開催しました。

毎年人気の「夏のおやこイベント」。今年もたくさんご応募いただき、抽選で当選した15組30名の参加者が集まりました。初めに、参加者同士がゲーム感覚で自己紹介をするアクティビティでスタート。そして、世界の現状を知るワークショップで体を動かしながら楽しんで参加していくうちに、緊張がほぐれ、参加者はお互い少しずつ打ち解けていきました。

さあ、イベントの始まり!

JICA研修員にインタビュー!

JICAでは、開発途上国から研修員を受け入れ、自国の国づくりに尽力する人材の育成を行っています。今回のイベントでは、こうしたJICA研修員を含む開発途上国から来日している5名の方にイベントに協力していただきました。

5名の出身はアフガニスタン、コンゴ民主共和国、ブラジル、カンボジア、メキシコ。参加者の小学生は5つの国ごとのチームに分かれ、それぞれの方にインタビューをしていきました。「あなたの国はどんな国?」、「その国で有名なものは?」、「趣味は何ですか?」など、チームのメンバーで担当を分担してインタビューを行いました。

チームのメンバーと協力してインタビュー!

大人の参加者向けのプログラムも

小学生の参加者がインタビューをしている間、大人の参加者は別の部屋で保護者向けプログラムに参加しました。保護者向けプログラムは二本立て。まずJICAが世界でどのような事業を行っているのか、JICA事業の概要をご紹介。次に、学生時代に国際協力を行った経験のある地球案内人が、フィリピンでおこなった国際協力の活動について語りました。

子どもの参加者だけでなく、大人の参加者にも特別なプログラムがあるのが、「夏のおやこイベント(高学年の部)」の特徴です!

フィリピンでの国際協力活動をじっくり聞きました

お互い交流し、学ぶことができました!

発表の準備や練習もチームで協力しておこないました!

そしてイベントの最後に、小学生の参加者から研修員と大人の参加者に向けて、インタビューの成果発表をおこないました。

空手が趣味だというアフガニスタンのサダットさん。インタビューしたメンバーの中に、空手を習っている参加者がいて、国が違っても趣味や特技などの共通点があると、一気に親近感がわくことがわかりました。
コンゴ民主共和国から来たウィリーさんは、サッカーが趣味で歌を歌うことが得意。そして日本の食べ物ではたこ焼きが好きだけど、納豆が苦手だということでした。
ブラジルから来たダニーさん。ブラジルチームの参加者をとても明るく盛り上げてくれました。そして、家に入るときに靴を脱いで上がる日本の習慣にびっくりしたと語ってくれました。
カンボジアから来たメイさんは、自分の名前をカンボジアの文字で書いて見せてくれました。初めて見る文字に参加者は興味津々!
そしてメキシコから来たフアンさんは、メキシコの遺跡や自然を紹介してくれました。また、野球が好きで、初めて日本に来たのは野球の国際大会に出場したときなのだそうです。

5つのチームの発表を聞いて、自分がインタビューした方のことだけでなく、5つの国、5人の方のことを良く知ることができました。どのチームも、メンバー全員で力を合わせ、工夫して発表してくれて、初めて出会ったとは思えないすばらしいチームワークでした。

なごや地球ひろばでは、今後も小学生が楽しく世界のことを学び、世界に興味関心を持つきっかけとなるようなイベントを企画していきます。
ぜひ皆さん、なごや地球ひろばに遊びに来てください。

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