jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

イベント「グアテマラと日本でつなぐ 子どもたちの未来」を開催しました!

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.12.19

子どもの学びと未来をつなぐ

現在、なごや地球ひろばでは、企画展「未来をえらぶ」を開催しています。世界の子どもたちが自分で未来を選ぶことのできる社会を実現するために行われている国際協力について展示しています。
そこで12月6日に、企画展連動イベントとして、中米のグアテマラで子どもたちの学びと未来をつなぐ活動をしているNPO法人幸縁(しえん)の代表、近藤咲さんのお話を聞くイベントを開催しました。

イベントでは、まず初めに、グアテマラについてクイズ形式でご紹介。参加者の皆さんは、全問正解を目指して楽しく取り組んでいました。

クイズを通してグアテマラを知ろう!

ツアー形式で企画展をご紹介

さらに、地球案内人による案内ツアーで、企画展をご紹介。企画展では、JICAがパキスタンで行っているノンフォーマル教育の取り組みを案内しました。学校に行くことが難しい人びとの学びを支え、自分の未来を選ぶ力につなげていく取り組みです。地球案内人からの紹介に、参加者の皆さんは真剣に耳を傾けていました。

「つながっていることが楽しい」

そしていよいよ近藤さんからのトークが始まりました。近藤さんには、イベント当日は中米からオンラインで登場していただきました。
「今の状況から飛び出したい」という気持ちでJICA海外協力隊に参加し、グアテマラに赴任した近藤さん。グアテマラでの生活や活動の中で、自分の「当たり前」が崩れていき、「自分の目で世界をとらえることの大切さを知った」と語っていました。
そして赴任中に出会ったリセさんとの出会いがきっかけで、現在の教育支援の活動が始まったというストーリーもお話しいただきました。日本に帰国後もオンラインでリセさんに日本語を教えていた近藤さん。リセさんとのオンライン授業で「つながっていることが楽しい」と感じ、「グアテマラと日本の縁をつないでいきたい」という想いで現在の活動をスタートしたそうです。
トークの後半ではリセさんもオンライン画面に登場。流ちょうな日本語でお話ししてくださり、「将来は日本からの観光者向けのツアーガイドの仕事がしたい」と夢を語ってくれました。

中米からオンラインでお話しする近藤さん

画面越しに伝わってくる想い

その後、参加者はカフェ クロスロードに移動し、グアテマラ&ラテンアメリカランチを楽しみました。その間、近藤さんとリセさんには参加者からの質問に答えていただきました。司会から投げかける質問に答える際のお二人の掛け合いから、近藤さんとリセさんが温かい関係を築いていることが画面から感じられ、参加者からも「リセさん、日本語の勉強や試験頑張ってください!」と温かい励ましの声が寄せられました。

グアテマラ&ラテンアメリカランチ

なごや地球ひろばでは、今後も世界について楽しみながら知ったり、つながりを考えたりできるイベントを企画していきます。
ぜひ皆さん、なごや地球ひろばに遊びに来てください。

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ

RECOMMENDこの記事と同じタグのコンテンツ