古代文明の地エジプトで光る日本の協力-大エジプト博物館開館に向けた日本人の取り組み-

アトリウム内の様子

ツタンカーメンの儀礼用ベッドについて議論する日本人、エジプト人専門家

エジプト・アラブ共和国では現在、2023年中のオープンを目指し、「大エジプト博物館」(Grand Egyptian Museum;「GEM」)の建設が急ピッチで進められています。

JICAは、単一文明を扱う博物館としては世界最大となるこのGEMの建設事業に加え、収蔵するツタンカーメン王の至宝を含む数々の古代エジプトの重要遺物の調査分析・保存修復、これらに関連する人材の育成、組織体制や運営計画支援など、多岐にわたるプロジェクトを通して多面的な協力を行っています。
また、博物館に展示予定のクフ王の第二の太陽の船の復原活動も支援しています。

今回は、普段なかなか目にすることができない完成間近の博物館の写真に加え、世界屈指の至宝とされるツタンカーメンコレクションを始めとするエジプトの貴重な遺物やその修復・移送に携わる日本人専門家の活動の写真や映像を通して、エジプトのシンボル的存在となるGEMの礎を築く日本の協力をご紹介します。

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