Social Innovators Hub(SIH) 参加者募集!

掲載日:2024.03.11

イベント |

Social Innovators Hub(SIH) 参加者募集!

プログラム概要

Social Innovators Hub(SIH)は、日本と開発途上国を結び、ビジネスを通じてそれぞれの国における社会課題解決を目指す「次世代の社会イノベータ」を育成する共創型インキュベーションプログラムです。
独立行政法人国際協力機構(JICA)が主催し、日本や開発途上国から参加者を募集します。

プログラムのポイント

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(1)社会課題解決ドリブンなプログラム設計

参加者が熱意をもって取り組みたい社会課題の特定・解決手法の検討をサポート

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(2)“日本の強み”を途上国課題の解決に活用

日本のトップ大学が有する技術・知見を紹介

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(3)プロジェクトを主とした実践的なプログラム

グローバルで再現性の高いメソドロジを提供

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(4)実践的なビジネススキルを伝授

事業計画、資金調達、インパクト評価手法等を、経験豊富な講師陣がレクチャー

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(5)多様性に富んだ創発の場の設計

文化的背景の違う5か国の参加者と、日々壁打ちを実施

プログラムのテーマ

このプログラムでは、環境分野(サーキュラーエコノミー、カーボンニュートラル、ネイチャーポジティブ)、防災分野を扱います。これらの分野の社会課題に関心が高く、解決に向け行動したい開発途上国・日本からの参加者が、ともにアイデアを共創することを目指します。
プログラムの中では、日本の大学・研究機関・企業・社会起業家の方々の協力の元、参加者が解決したい社会課題について掘り下げた上で、どのような日本の強みを掛け合わせてアプローチすることが適切かを検討します。日本のトップ大学や企業の有する技術と参加者をマッチングする場も設け、日本の有する先進技術や課題先進性を生かした、開発途上国課題の解決を企図しています。
このプログラムを通して、開発途上国と日本に共通する社会課題の解決に向けたアイデアが進化し、国内地域の発展にも寄与することを期待しています。

プログラム内容

より詳しい内容は追って掲載します。

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プログラム詳細

  • 開催場所:宮城県仙台市(東北大学など)(予定)
  • 期間:2024年8月5日~9月29日まで(予定)

     講義: 1.5時間×週に2~4回
     ワークショップ: 4時間×週に1回
     メンタリング: 30分×週に1回
     プロジェクトワーク: チームごとに時間設定(週に10時間程度)
     フィールドワーク: 期間中2回程度

  • 実施方法:オンラインと集合研修のハイブリッド型
  • 言語:英語

一次審査応募

お問い合わせフォーム

費用

▼開発途上国在住の参加者(インドネシア、モンゴル、ナイジェリア、ペルー)

  • 支給するもの:渡航費(航空賃、旅行傷害保険料)、滞在費(日当・宿泊費)、研修受講料
  • 自己負担となるもの:上記に含まれないもの(各国の国際空港までの国内交通費、パスポート取得にかかる費用、各自準備のパソコン等)

▼日本国内在住の参加者

  • 無償のもの:研修受講料
  • 自己負担となるもの:集合研修時の宿泊費・食費等の生活費全般、交通費、各自準備のパソコン等

人物像

  • 解決したい社会課題が明確にあり、アプローチ方法について仮説を持つ方
  • 開発途上国・もしくは自国の社会課題解決に本気で取り組む熱意を持つ方
  • 本プログラムで学ぶ意義が明確な方

応募要件

  • インドネシア、モンゴル、ナイジェリア、ペルー、または日本に在住していること
  • 全日程参加可能であること
    プログラム期間中は継続して日本に滞在できる方
  • 他国の参加者と英語でディスカッションが出来る語学力を有すること
  • パスポートの取得が可能であること
    基本的に一次審査の書類・動画提出とともに、パスポートのPDFを提出してください。万一、一次審査に間に合わない場合はなるべく早く提出をお願いします。6月末までに提出できない場合は不合格といたします。

応募・選考スケジュール

書類・プレゼン動画、個人面接の、2ステップでの選考を行います。
選考基準は技術の知識量ではなく、社会課題解決へのパッションを重視します。

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FAQ

独立行政法人国際協力機構(JICA)とは?
開発途上国が直面する課題を解決するため、技術協力、有償資金協力、無償資金協力など日本の政府開発援助(ODA)を一元的に担う機関です。150以上の国と地域で事業を展開し、国内外のパートナーと共に国際社会の課題解決に取り組んでいます。

科学技術への知識はどの程度必要ですか?
参加時点での技術への知識レベルは問いませんが、技術マッチングの際に技術関連の説明を理解できる能力は求められます。

研修後の起業は必須でしょうか?
必ずしも社会起業家になることを求めるものではありません。NPO設立や、企業内での起業(イントレプレナー)などを含む、幅広い分野で活躍する人材の輩出を想定しています。

審査は誰が担当するのですか?
応募フォームを受け付けた後、主催するJICA、運営するドリームインキュベータ、委託する先輩起業家等により実施する予定です。

プログラム参加者は何人ですか?
少人数で集中的なサポートを行うため、10~20人(日本側:5~10名、開発途上国側:5~10名)程度を想定しています。

グループでの参加はできますか?
「次世代の社会イノベータ」個人を育成するプログラムであるため、グループでの参加は出来ません。

一次審査応募はこちらから

お問い合わせ

本件に関するお問い合わせは、下記へご連絡ください。
ガバナンス・平和構築部 計画・課題戦略推進課
お問い合わせフォーム

個人情報・提案内容の取り扱い

本フォームで収集した個人情報の利用目的は、プログラムを円滑に実施すること、また、JICAの遂行する業務の参考とすることです。具体的には、本プログラムにおけるイベントや活動、JICAが関連する事業の情報、他組織における民間企業向けの事業支援に関する活動のお知らせ・メールマガジン・DMの配信・送付をいたします。なお、収集した個人情報はその内容に応じ、JICA内の担当部署とも共有することがあります。また、本フォームで収集した内容は主催者であるJICA、ならびにプログラムの運営支援を担う株式会社ドリームインキュベータ、委託する審査員へ共有されます。

免責事項

  • 自然災害など、緊急時の安全対策には万全を期していますが、プログラム参加中に生じた人的・金銭的損害を補償することは出来ません。ご自身で保険等への加入をお願いいたします。
  • 体調不良時には、医療機関の紹介などの対応を講じますが、生じた治療費等はご自身で負担いただきます。
  • プログラムの内容・講師・メンター等については、やむを得ない事情や、より良いプログラム提供のため変更される可能性がありますのでご了承ください。
  • 本プログラムで提供された情報を、事務局の承諾なしに公開・商用利用してはなりません。

SIH発足への思い

Change your mind, Innovate the future

途上国と日本の知恵と想いを繋ぐ、ソーシャル・インキュベーション・プログラム

国際協力機構(JICA)はこれまで70年にわたり、開発途上国への国際協力を手掛けてきました。
その間、世界経済は著しく成長し、人々の生活は便利になりました。
一方、経済成長の傍らで、差別や貧困、教育や保健の不足といった様々な社会問題に苦しむ人がいます。
また作ったら捨てる、直線的な消費は自然資本の減耗に繋がり、産業活動に起因する気候変動の影響は人々の生活にとって脅威として返ってきています。
そこで私たちは、従来の開発の「ものさし」では測れなかった価値を捉えなおし、イノベーティブな視点で人々と地球のより健やかな未来を創っていく、そんな想いを持つ人々が学び、繋がり、変化を起こすための共創の場が必要と考えました。
本気で世界を変えていきたい、そんな情熱を持つ多様なバックグラウンドの方からのご応募をお待ちしています。

講義スケジュール

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Why TOHOKU?

今回のSIHのフィールドは、日本の東北地方に位置する、宮城県仙台市です。
仙台市は、2011年の東日本大震災を契機に社会貢献意識が高まっている地域です。
起業率は日本で2位。東北地方最大の都市ながら、美しく豊かな緑が象徴的なことから「杜の都」としても知られています。

プログラムは主に、この仙台市に拠点を置く東北大学で開催されます。
東北大学は、「Times Higher Education日本大学ランキング」に4年連続で1位に選出されるなど、スタートアップ育成や国際化における日本のトップランナーとして知られています。 
参加される皆さんを、技術面や教育環境の面などからサポートします。

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メンター/講師

TBD