ブラジルにおける洪水被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-

2022.01.28

ブラジル国のバイア州及びミナスジェライス州における洪水被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

ブラジル国に対し供与する緊急援助物資(テント 300 張、毛布 3000 枚及びプラスチックシート(50m×4m)75 巻)は、現地時間1月26日(水)にビラコポス国際空港へ到着しました。翌1月27日(木)15時30分より同空港にて、ブラジル側からジョアン・ローマ市民大臣、アリス・デ・アルメイダ・ヴァスコンセロス・デ・カルバーリョ地域開発省次官、レノ・デ・ケイロス地域開発省国家災害リスク管理センター所長代行が、日本側から林禎二駐ブラジル大使、佐藤真司JICA ブラジリア出張所次長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、ジョアン・ローマ市民大臣より、ボルソナーロ大統領の代理として日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、到着した物資は、早速、甚大な被害を受けたバイア州及びミナスジェライス州の被災地に配送する旨が述べられました。これに対し、林大使より今回の洪水被害が一日も早く収まることを希望する旨、発言がありました。

本式典では地元テレビ局含め複数のメディアが取材し、後日式典や佐藤次長らのインタビューの模様が報道される見込みです。

なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。

空港に到着した緊急支援物資

供与したテントの前で握手をする林大使とローマ市民大臣

以上

【画像】

署名式の様子(左からローマ市民大臣、デ・カルバーリョ地域開発省次官、デ・ケイロス地域開発省国家災害リスク管理センター所長代行、佐藤JICA ブラジリア出張所次長、林駐ブラジル大使)

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