マダガスカル共和国における洪水被害に対する国際緊急援助-供与物資の引渡し-

2022.02.14

マダガスカル国におけるサイクロン被害に対して、国際協力機構(JICA)が供与した緊急援助物資が、同国に引き渡されました。

マダガスカル国に対し供与する緊急援助物資は、2月9日にアンタナナリボへ到着しました。2月11日10時(現地時間)よりマダガスカル国家防災庁にて、マダガスカル側からアンジアンカザ・エラック・オリヴィエ国家防災庁長官、ラツィマンダウ・タヒリミアカダザ外務省事務次官が、日本側から 樋口義広駐マダガスカル大使 、田中香織JICAマダガスカル事務所長らが出席し、同物資の引渡式を実施しました。

引渡式では、アンジアンカザ国家防災庁長官より、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示されるとともに、到着した物資は2月15日 には早速、熱帯性低気圧(サイクロン)アナにより甚大な被害を受けた地域、並びに、その後断続的に被害を受けているマダガスカル南東部の被災地に配送を開始する旨が述べられました。これに対し、樋口大使より今回のサイクロンによる被害が一日も早く収まることを希望し、日本は常にマダガスカルと共にある旨、発言がありました。

なお、今回供与した援助物資は、同国政府により被災者に届けられます。

以 上

空港に到着した援助物資。
内務大臣が引き取りに立ち合い。

受領証に署名する関係者

供与した物資の前で日本の防災について話をする樋口大使

援助物資の前で握手するJICAマダガスカル事務所田中所長とラツィマンダウ外務事務次官

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